筋力トレーニングをどの位の頻度で実施するかは、週1回を最低ラインとして(最低だからダメという意味ではありません)ご自身の目的、時間、金銭面などを総合してベストな頻度を考えることが大切です。
そして、決めたのであれば一定期間はその頻度で実施し、状況が変わればそれに合わせて頻度も再検討することをお勧めしております。
トレーニングの頻度も何のためにご自身がトレーニングをするのかを考えてバランスをとることが1番大切ですね。
ところでタイトルの「1週間を1〜3:167〜165で考える」ですが何の数字か分かりますか?
1週間のトレーニング時間とそれ以外の時間を考える
「1〜3」は週1〜2回トレーニングをした場合のおおよその時間
「167〜165」はトレーニング以外のおおよその時間
1週間の時間:168時間(24×7=168)をトレーニングとそれ以外の時間に分けるとこの位だという数字です。
この168時間は睡眠時間を引いていないので、そこから睡眠時間を1日8時間として引いてからあらためて比較してみましょう。
1〜3:111〜109=トレーニング時間:他の活動時間
具体的な数字はトレーニングをもう少し長時間実施するという人の場合は「2〜5」とかでも構わないのですが、それでもこうして1週間の全時間と比率をみてどのように感じたり、考えますか?
オザワは、トレーニングって継続的に適切に実施すれば1週間全体の時間からみたら5%以下の時間で、体に何らかの変化をおこせる刺激と考えるとスゴイですね。
そして同じくらいトレーニングをしていない他の活動時間はもっと大切とも考えます。
筋力トレーニングの時間を考えることは、それ以外の時間の過ごし方も考えること
たった数%の時間で体に与えた刺激が体に影響を与えるならば、それ以外の多くの時間を占めるトレーニング以外の時間が大きな影響を与えることは容易に想像ができませんか?
「週1回だけ、2回だけでは・・・」などと考えるよりもまず必要なのは
トレーニングを始めてご自身が思うスピードで成果が見えてこないと、不安から色々な考えが浮かんでくるのは分かります。そしてトレーニングの時間が足りないのではないかとかトレーニングに原因を探そうとしがちですが、多くの場合それよりも見直す必要があるのはそれトレーニング以外の時間の過ごし方です。
1週間にトレーニングの何倍もの時間を占める他の活動を考える
トレーニング以外の時間の過ごし方とは、「仕事中の姿勢」「日常生活での体の使い方」「スポーツのフォーム」「睡眠時間」「食事」などの色々な習慣です。
習慣となってしまっている行動を見直すのは新たにトレーニングを実施するより難しいかもしれませんが、本当によくなりたいと思うのであれば、トレーニングを始めることをきっかけに他の習慣の見直し、問題があればそれをあらためて認識をすることも必要ですね。