「スクワットを教えて欲しい」「体幹トレーニングを教えて欲しい」など、あらかじめどんな運動を実施するかご自身で決めて見える方がいます。でも、パーソナルトレーナーへのそういった相談・依頼の仕方は、多くのケースであまりお得にならないというお話しです。
(ある程度のトレーニングの経験があり、トレーニングが趣味で成果も大事だけれど、ご自身で色々と探求したような方には今回の記事は必ずしも当てはまりません)
「スクワットを教えて」がなぜお得ではないか
- トレーニングで最終的に解決したいのは体の悩みでは?
- 悩みの解決手段として最適な運動がスクワットかは分からない
- スクワットのフォームだけ覚えてもトレーニングにはならない
トレーニングで最終的に解決したいのは体の悩みでは?
パーソナルトレーナーに本当に相談したい内容は、機能面、見た目など色々あったとしても何らかの「体の悩み」のはずです。ですから、その方法まで自分で考えずにシンプルにトレーニングで改善できそうと期待されている「体の悩み」を相談していただくのが1番です。
悩みの解決手段として最適な運動がスクワットかは分からない
「これさえやればOK!」的な情報が溢れています。
その影響を受け、ご自身の体の状況にはこの運動と決められるのかと思いますが、不特定の人に向けて発信された情報ではなく、せっかくパーソナルトレーナーを利用するのであれば、悩みを相談し、どのような運動を選んで進めていくかを決めていく方が、問題解決の近道です。
予め運動をご自身で先に決めてしまうことは、悩みの改善のための選択肢をご自身で減らしてしまうだけです。
スクワットのフォームを知るだけではトレーニングにはならない
仮にスクワットができないことが悩みであったり、適切な手段がスクワットであったとしてもフォームを知っただけではトレーニングにはなりません。
適切なフォームを知るのと出来るのは違う
適切なフォームを知ることは、トレーニングでは大切なことに間違いはありません。
ただ、知ることと、実際にできるようになるとは別の話です。知っただけで、自分の体でできなければトレーニングにはなりません。
知るだけであれば、数回のトレーニングでも可能かもしれません。でも実際にできるようになるためにはある程度の時間が必要です。パーソナルトレーナーに指示されながらであればできたとしても、1人でやってみると全然違うフォームになってしまうなんてことも良くある話です。もちろん、お一人で実施できるような工夫やアドバイスをするのがパーソナルトレーナーに求められていることかも知れませんが、いずれにしても時間は必要です。
適切なフォームだけではトレーニングにならない
ウエイトトレーニングには適切なフォーム以外にも、適切な量、強度、それらの数値の調整など、ただの運動をトレーニングのするための大切な要素があります。適切なフォームだけではトレーニングにはなりません。
パーソナルトレーナーへの相談は悩みが何かをシンプルに伝えるのが1番です
スクワットが適切にできることは、結果的にはあなたの体の悩みを解決する手段の1つかもしれません。
それでもまずは悩みをシンプルに相談するのが1番です。
もちろん、ご自身でスクワットを実施してみたら、「膝・腰」などが痛くなってできなかったなどのご経験があり、適切な方法を教えてほしいということはあるかと思います。そんな場合でも、あなたがトレーニングマニアでない限り、せっかくパーソナルトレーナーに相談するのであれば、あなたに直ぐにスクワットが必要なのかというところから、一緒に考えた方が良いと思いますよ。
名古屋市昭和区・瑞穂区桜山パーソナルトレーニングスタジオGlimSC
パーソナルトレーナー:オザワ