1つのジム、1人のパーソナルトレーナーだけではなく、複数の所属の違うパーソナルトレーナーを利用された方も増えてきたのではないでしょうか?
その理由は、様々かと思います。
転居などにより通えなくなったなど、トレーニングとは関係のない理由の場合もあれば、何らかの不満が生じて積極的に変えるケースなど。
ただ、どのような理由でパーソナルトレーナー・ジムを変えた場合でも以前と全く同じということは少ないかと思います。その中でもパーソナルトレーニングの最中に1番戸惑う可能性があるのは、教えてくれるフォームが違うように考えられる、感じるときだと思います。
このような時には、どのように対応するのが良いのか考えてみましょう。
教えてくれる運動のフォームが違う
スクワットと運動の名前は同じでも、教えてくれるフォームのポイントが違うパーソナルトレーナーによって違うというのはありがちです。ただ、言葉として伝えられうポイントが違っていても、やって欲しいフォームは同じということも時にはおこります。
なので、どのような指示なら適切ということをここでお伝えするのは無理ですが、最初に適切でないことが確実なケースは、
体のどこかが痛くなる!
どのような理由があれ、筋力トレーニングを行うことで体に痛みが生じる場合は適切なフォームでないと考えてください。以前のパーソナルトレーナーの時は痛みなど問題が生じなかったのに、変わった途端に痛みが生じる。
これは、翌日とかではなくトレーニングの最中に感じる場合です。
無理して続けずにまずはパーソナルトレーナーに伝えてください。
その時の説明を含め対応次第で、その後のことは考えましょう。
「その位は仕方ない」的な感じであれば直ぐにやめましょう。
翌日以降の場合は、トレーニングのフォームに要因があるのかは分かりません。
転居をして生活パターンや住環境が変わるなど、トレーニング以外にも生活に大きな変化があった場合はその中に何か要因が潜んでいるかもしれないです。
ただ、どのような場合も「違和感」「痛み」が生じた時点で直ぐに伝えましょう。
あなたが変化している
トレーニングを続けていれば、その期間やタイミングによりご自身ではっきりと変化を感じる位に変わるったと感じることもあれば、何となく位のこともあります。そして変化するあなたに合わせて、運動の種類を変えたり、時にはフォームを調整したりとトレーニングで実施する運動も変化していきます。
このことから、パーソナルトレーナーが変わったからトレーニングの何かが変わったというより、たまたま内容が変化していくタイミングでパーソナルトレーナーが変わったというケースもあるかと思います。
そのような時は、先ほど書いたような違和感・痛みなど、あきらかにおかしいことがない限りは、気にされなくて大丈夫かと思います。
ただ、このような時にでも疑問に思うことは遠慮せずに質問してみましょう。
もう1つ覚えておいて欲しい点があります。
「やりやすいor難しい」から適切なフォームとは限らない
同じ運動で微妙に違うけれど、「やりやすい・やり難い」などの違いを感じることもあると思います。
この時に大切なのは、「やりやすいから適切なフォーム」とは限らないということです。
その反対に「難しい」からも言えます。
戸惑うケース!
ご自身ではもうこの運動は上手にできるようになったと思っていた運動が、新しいパーソナルトレーナーにフォームを修正されるとやり難くくて仕方がないという場合です。
このようなケースの場合は、先ほど書いたように以前のあなたが変化していて、それに合わせて内容の変化が必要になっている場合です。1年前だったら「やり難い」ではなく、そのフォームでは「できない」状態だったために、以前のパーソナルトレーナーが1年前のあなたでできるように調整をしてくれたかもしれません。
簡単に感じるケース
伝え方の表現・言葉など誘導の仕方の違いによりほぼ同じことをしているのに、実際に運動をするあなたが腑に落ちる説明などがあった場合です。専門家同士であった場合には微妙な表現であっても、実際にパーソナルトレーニングを受けて運動をする方には分かり易いということもありえます。
パーソナルトレーニングで大切なのは、運動する人が結果として適切なフォームで行えることです。
最初のパーソナルトレーナーよりも、2番目、3番目、後のパーソナルトレーナーの方が伝えやすくなることもあります。というのは、前の段階でいくつか試されているので、後にいくほどそれ以外の選択肢を最初から検討できるからです。
人が変われば違うのは当然、どのような場合も、疑問に思ったら質問
どのようなケースでも、疑問に思ったことは質問してみましょう。
その時の質問のしかたのコツがあります。
「なぜここを気をつけるのか?」
シンプルに新しいパーソナルトレーナーの方法について質問をしましょう。
「以前はこうだった・・・」から始めたくなるかと思いますが、今、あなたの前にいるパーソナルトレーナーは以前のことは分かりません。話から想像はすることはできるかもしれませんがあくまで想像です。過去のパーソナルトレーナーの方法について想像での話を聞くよりも「今」に目を向けた方が生産的です。
「過去の方法」については、ある程度新しい環境で続けてみて慣れてきた頃には、ご自身で良くも悪くも以前との違いを感じることができるようになると思います。その位の時になれば過去のことを聞く必要がなくなっているかもしれませんが、質問してみてもいいかもしれません。
特に、過去について不満があった場合は最初に言いたくなるかもしれませんが、あきらかにトレーニングが原因で怪我をしたとか、故意に何かをされたのでない限りは、気持ちを変えて新し環境で始めるのですから一旦忘れた方が良いかと思いますよ。
名古屋市昭和区・瑞穂区桜山パーソナルトレーニングスタジオGlimSC
パーソナルトレーナー:オザワ