「腰痛、膝痛などの改善に運動・トレーニング」と行動する前に、知っておいて欲しいことを書きます。
診断が出来るのは医師だけ
「座りっぱなしでいたので腰が辛いが、普通に動けば良くなる・翌日には全く問題なかった」のように、原因となることも分かっていて症状も一時的のような場合ではなく、腰に限らず体のどこかに違和感や痛みがあり、それが一定期間続く場合に最初に相談するのは、私のようなパーソナルトレーナーはもちろんですが、接骨院、鍼灸などの治療家の方でもありません。
もちろん、何時も利用しているパーソナルトレーナーや治療家さんがあるのであれば、まずはそこで相談をしても良いと思います。ただ、そのようなケースの場合でも、この記事を書いているオザワは医師の診断を勧めますし、多くのパーソナルトレーナーや治療家さんもそうだと思います。
医師の診断があって可能となる
パーソナルトレーナーが役に立てるのは、医師の診断し、改善などをする為の手段として「筋力をつける」「適度な運動」など運動を勧められいる場合、もしくは運動が問題ないとされていることが前提になります。
何が原因の痛みかが医師の診断により分かっているので、運動をして良いのか、運動で「やってはいけないこと・やった方が良いこと」などが明確になり、改善に役立つ運動を提案し、実際に運動をしてもらうことが可能となります。
内臓の疾患や骨折していたことも
過去に私が経験した中でもこんなことがありました。
腰痛という相談を受けたのですが、体の動きと関係がなく痛み・違和感を感じている様子で、運動とは関係がなさそうだったため、医師の診断を勧めたところ、内臓の疾患が見つかった。
医師の診断は随分前に1度受けたが、その後も慢性的な腰痛に悩まされている方が骨折をしていた。
期待していることと違うことが多いからかもしれませんが
医師に期待することは、治療か薬で楽にしてもらう、治してもらうことかもしれません。
そのため
「運動してください」などと言われると、無駄足を踏むように考えられるのかもしれません。
でも、その「運動してください(診断)」が、重要だということを理解していただけたらと思います。