筋力トレーニンングは「適切なフォームで!」
これまでに何度もこのブログでも書いてきたオザワです。
「適切」は大切なのですが、今回は「適切」にも”程”があるという話です。
適切は”「程”も込みでは?」と、言葉の意味からすると言われるかもしれませんが、実際は「適切」=「正しい」のような捉え方をされていると感じることもあるので、敢えてこのタイトルにしてみました。
(オザワが個人的に”正しい”ではなく”適切”というの言葉を選んで使うのもココに理由があるのですが)
筋力トレーニングにも理想と現実がある
「適切なフォーム=理想」と「トレーニングは少し難しいことをする」
この2つを理解していただけると、考え方が伝わりやすいかと思います。
適切なフォームは理想
適切なフォームは、このフォームで出来ると怪我のリスクがなく狙った筋肉を使い運動の効果が最大限得られるフォームです。
適切なフォームで行うのが、”トレーニング”だというところがポイントになります。
筋力トレーニングは少し難しい(大変)なことをする
トレーニングは余裕でできることをやり続ける運動ではありません。
基本的には、その人にとって少し背伸びをして難しい(大変)なことをすることが前提になります。
例えば、
「5回やって、5回とも余裕で完璧な適切なフォームで出来る」
それが数週続いた場合、それ以降のトレーニングではどうするのがトレーニングだと思いますか?
回数・重りを増やしますよね!?
余裕で出来ることをやり続けるのは、トレーニングの原則から外れてしまします。
ですから、「5回を6回にする・重さを5kg増やす」などのように、負荷を調整します。
負荷を増やすとミスをすることがある
トレーニングを続けている方なら分かると思いますが、負荷を増やすと余裕がなくなります。そうすると余裕があった時にはなかったミスが起きることがあるのが普通ですよね?
疲労、重さ対する慣れ、不安といった要因は、経験などによっても違いはあっても、5回x3セットの15回全てが完璧というのはなくなり、全てが80点位になったり、15回中の何回かにミスが生じるというようなことが起きるのが普通です。
ミス(少し適切でない)によるデメリットより、負荷を増やすメリットの方が大きい
ミスが僅かで負荷を増やすことで得られるメリットの方が大きければ、そのミスは許容して良いというのが基本的な考え方です。
怪我をするリスクが高まっていない!
トレーニングでミスをした場合で考えられる最大のデメリットは怪我です。
だから怪我をするリスクが高まっていないのであれば、高い強度にチャレンジすることで得られるメリットの方が大きいですよね。
過度にミスを恐れ過ぎて、成長の機会を失ってはトレーニングではないですよね!
安全をできるだけ確保した中で、少しずつチャレンジしていく方がミスを恐れているより成果も得られるし、楽しく続けれると思いませんか?
ここ最近は、毎週金曜放送中の
「不適切にもほどがある」
を難しいこと抜きで楽しんで観ているオザワでした。
名古屋市昭和区・瑞穂区桜山パーソナルトレーニングスタジオGlimSC