筋力トレーニングをやってみた時に
- 直ぐにキツく感じる
- 特定の部位が効いている感じがする
上のような感じがすると、良く出来ているように思うかもしれません。
でも、そのような感覚だけを頼りに判断すると間違うことがありますよ。
直ぐにキツくなるから適切なフォーム?
「直ぐにキツくなる」は、フォームの良し悪しを判断する材料には全くなりせん。
悪いフォーム(怪我をする可能性が高い)の場合でも”キツイというか不快な感じ”を強く感じると思います。
もちろん適切なフォームで十分な負荷をかけていても”キツイ”という感覚になるのですが、悪い意味でキツイということは起きます。
そんな時に、トレーニングの経験が十分にある方であれば、自分がミスをした悪いキツさであるのか良いキツさかの判別がつくと思いますが、トレーニング経験が少なく”トレーニングはキツイもの”と考えていて頑張ることが出来る方ほど間違えてしまう可能性が高いです。
特定の部位に効いている気がするから適切なフォーム
「特定の部位に効いているなら問題にする必要がないのでは?」
そのように考えられる方もいると思いますが、これも効いているという感覚だけの判断になってしまうため注意が必要なケースです。
考えたいのはその運動で本当に使いたい部位か?
この記事を読んでいる方なら、スクワットという運動は知っていると思います。
スクワットの場合、脚だけではなく体幹など多くの部位の筋肉を使いますが、脚だけに範囲を絞って考えてもフォームの違いにより中心になって使われる部位が、「太もも前、太もも裏、お尻」と変わります。(1つの部位だけを使って、他が使われないということはありませんが)
ですから、なんとなくスクワットが良い運動と聞いているのでやってみたら、「太もも前が効いた!」では不十分なのことが理解していただけると思いますがいかがでしょうか?
目的に合っていて、怪我のリスクがないこと
”効いていいる気がする”だけで、良いフォームか悪いフォームか判断することは間違いです。
感覚もとても大事というのを前提とした上で、感覚に頼らずに目的に合っていて怪我のリスクのないフォームが良いフォームの条件ですよ。