これまで何回か書きましたが、トレーニングはあなたが動かしたいように自由に身体を動かすものではありません。トレーニングでは特に最初のうちは運動のフォームはもちろん覚えていただきたいことがあります。またトレーニングでの運動は勝ち負けを競うようなものではないので、競争が好きな人にとってはスポーツのおような楽しさも期待できないかもしれません。でもこのように考えると楽しいかも?という記事を書いてみます。
地味なトレーニングの運動の中に楽しさをみつける
トレーニングでおこなう運動の多くはスポーツやダンスのような身体を動かす楽しさはないかもしれませんが、地味で同じことを繰り替えずから分かる楽しさもあると思います。
制約があるから身体の調子の変化がわかりやすい
例えば、ウォーミングアップの運動を毎回同じ運動ではじめると「今日はなんか身体硬いな?」とか「バランスがとりにくいな?」とか、少しの変化に気がつけるようになります。運動のおこない方も、あなたが好きに動いてよいわけではなく、指示させていただいた通りに動くためには意識的におこなう必要があります。そのような制約のなかでおこなうのを面倒に感じるかもしれませんが、こうした経験はトレーニングを継続しないと分からないことの1つだと考えます。特にいつもと変わらないと考えている身体の調子が日によって違うというのは、人によっては興味をもてると考えています。
調子が違う原因を少しほり下げてみる
せっかく身体の調子がいつもと何か違うような気がしたら、スタジオやジムに来るまでの間のことを思いだしてみましょう。そうすると、その日の身体の調子に影響を与えているかもしれない行動に気が付くかもしれません。
ポジティブな反応であれば、積極的に取入れてみる
その調子の違いがポジティブなもので、その要因となる行動が特別に難しいことでなければ、これからも取入れてみてもよいかもしれません。こうした変化にトレーニングは気がつくきっかけになるかもしれません。
制約があり動きがコントロールされているからつまらない?
トレーニングをつまらなく感じてしまう理由として、「動きがコントロールされている」というのが理由になる人もいるかもしれません。。でも、「コントロール」はトレーニングに必要なことです。
適切なフォームをスピードも含めてコントロールするのは意外にむずかしい
そういうものだと諦めて(笑)表面的に似たような動きをするのと、注意するところを意識して運動をおこなうのは、身体だけではなく頭も使う作業かもしれません。まずは、できるだけパーソナルトレーナーの指示や見本と同じようにできるように努力をしてみましょう。
最初は自分ができているのか分からないかもしれません
見本や指示の通りおこなっているつもりでも、最初はそれができているのか、できていないのか分からない場合もあるかもしれません。今のが良かったと言われてもピンと来ないかもしれません。それでも、ちゃんと出来るようになると、以前の自分のおこない方との違いには気が付くことができるようになります。
身体が変化する
目標としていたことに近づいていることを感じることができれば少しは楽しくなるかもしれません。これで楽しく感じられる人は、トレーニングの継続は特に考えなくてもできる人だと思います。
トレーニングが身体のことを考えるきっかけになると楽しいのでは?
トレーニングのときの動きはフォームも動きのスピードも自分の好きに動いてよいわけではありません。だからそういう自由な楽しさはありませんが、その代わり、自分の身体を感じるという部分では、繰り返しおこなえば、どんな方でも感じることができると思います。
まとめ
制約があるからこそ面白いのだと思います。それはスポーツなどでもそうではないでしょうか?トレーニングの場合は、最初は細々したようなことも多いと、人によっては感じるかもしれませんが、そうしたほうがよい理由も必要にお応じてお伝えしたいと思います。