前回からの続きです。
今日はよく頑張ったとか、1回、1回のトレーニングの満足って必要だと思いますが、いくつかの例を取り上げながら、「1回のトレーニングの頑張り。」ということで書いてみたいと思います。
どんな時によいトレーニングができたと考えるのか?
1番はこれかな?と感じています。
キツイ内容のプログラムをやりきれたとき
これは、第3者からみても適切な内容の場合も、キツいと感じるような運動かという違いはあるかもしれませんが、「キツイ」は基準となりやすいのかな?と思っています。
自分がトレーニングだと考えている運動ができたとき
人によっては、こんな運動がとか運動の種目や方法かもしれませんし、キツイなどの感覚の部分も入るのかもしれませんね。
いずれにしても、トレーニングの効果ではなく、その日に頑張れたという達成感を感じられた。
できなかったことが、できるようになったとき
数週間、数ヶ月前にできなかったことや、最大限努力しないとできなかったことが、少し簡単にできるようになるなど、自分の能力の向上をトレーニング中に感じることができたとき。
これは、少しずつの場合もありますし、壁を越えるようにいきなりできるようになった感じた場合は、「今日はよかった。」と最初の2つのケースとは若干違うかもしれませんが、感じるのではないでしょうか?
いずれにしても、達成感というのは共通するポイントかと考えます。
1回だけの達成感ではなく全体で考える
「達成感」があり「キツイ」だけでなく内容があるトレーニングができたとしても、それが1日では成果を得えることはできないでしょう。ある程度の期間を継続して成果が得られるので、1回ずつのトレーニングは大切ですが、その内容には継続しておこなうことを前提とした内容である必要があると考えています。
人によって色んな目的があってよいと思います
トレーニングを始めたばかりの人であれば、「トレーニングのためにスタジオにでかける!」これだけでも大きな目標になると思います。
- 決めた頻度で必ずトレーニングに行く
- 適切なフォームを覚える
これらのことのほうが、多くの忙しい方にはトレーニングの中であと1回と運動を頑張るよりも、本当の意味での本気度?を試されるかもしれません。
(本気度って書きましたが、その度合いの大きさよりその人の目的とそれが釣り合っているかが大切かと思います。これにはついては、また別の機会に)
1回のトレーニングは決めたプログラムを全力で
初めて取り入れる運動であれば、まずは適切なフォームでおこなうことを全力でおこなえば、その日のトレーニングがあまりキツク感じなかったとしてもよいのではないでしょうか?(真剣に適切におこなう努力をすれば、キツクないことは結果的にはあまりないはずですが。)
その全力の積み重ね
初めての運動をとり入れてから、少ない回数で適切なフォームを身につけることができれば、あとは適切な負荷でその運動がおこなえるように負荷の調整をするだけでよくなります。
回数の多さ、重さ、運動の種類の多さなどに囚われない
その日、調子がよく感じても、必要以上にあえて書くと「余計」なことはしないことです。たとえば、少し余計におこなってその日は、満足かもしれません。ですが翌日に思ったより筋肉痛が酷く、その次ぎのトレーニングのプログラムや自分が楽しまれている趣味に影響してしまうと、何のために余計にやったのか分からないと思いませんか?
そうしたことが続かない原因にもなったりします。
余計なこと(第3者からみて)をした場合、疲労の蓄積などマイナスの影響がでます。そうしたことの連続はボディブローのように、身体と心を疲労させトレーニングをサボりたくなる理由を与えてくれるかもしれません。
パーソナルトレーニングでは意図的に調整している
パーソナルトレーニングでは、回数、重さ、運動の種類の組み合わせてで、意図的に「キツサ」を調整しています。疲労の回復具合を考えたり、その人の体力によって、試合が近い、などいろいろありますが、いつも同じように「キツイ」のではない内容に意図的に調整をしています。
まとめ
トレーニングは1回だけ頑張ればよいものではなく、全体を見たほうがよいのでは?という話です。
「頑張る」が「無理」になると
頑張ると無理の境をこえてしまうと、継続できない理由をつくるために無理をしているような状況になるのかと思います。(少し言い過ぎかとは思いますが。)
パーソナルトレーナーを利用するメリットはやったほうがよいことに集中できる
「どのくらいの運動が適切なのか」など悩む部分を代わりに考えるのが、パーソナルトレーナーの役割の1つです。そういった判断は第3者のほうが向いていることもあり、パーソナルトレーナーを利用するメリットと考えていただけるようなプログラムを提供させていただいていることが伝わればと考えています。
お客様は、目標をパーソナルトレーナーと共有できたら1回1回のトレーニングに集中していただければ大丈夫です。