忙しく自宅では運動しようと思ってもなかなかできないので、パーソナルトレーニングを受けようと考える方は少なくありません。それでも、やっぱり自宅でも運動しないと効果がないのかと心配されている方もいるかもいるようです。
その方の目的や目標にもよるのですが、そのような心配をされる方へGlimSCパーソナルトレーニングの基本的な考えを書きます。
自宅での運動は特におこなわなくても大丈夫
自宅にトレーニングルームがあり器具なども揃っているような方は今回の話の対象外です。(そのような方の場合は、自宅でもトレーニングをおこなう前提でパーソナルトレーニングを受けていただくという考えかたもあるので。)
まずは週1回はパーソナルトレーニングを確実に受けることから
せっかくパーソナルトレーニングを利用しようと考えたのであれば、決めた頻度でトレーニングがおこなえるようにスケジュールの調整をすることだけ考えましょう。お忙しい生活のなかで、トレーニングの時間をつくることじたいが最初は負担に感じることあるかもしれません。その際に代わりに「自宅で」と考えるのは、実は利用される前の状況に戻ってしまうのではないでしょうか?そんなときは、なぜパーソナルトレーニングを利用しようと考えたかを思いだしていただればと思います。
そもそもトレーニングは毎日おこなわなくてもいい
毎日、適度に身体を動かすことはムダなことではありません。ただしトレーニングということになると、必ずしも毎日である必要はありません。かといって余り間隔が空き過ぎるとトレーニングをしているとはいえなくなってしまいます。その目安が1週間位と考えていただいてもよいかと思います。
自宅はくつろいだり、食べたり、寝たり生活をする場所
自宅にトレーニング用のスペースが用意できれば別ですが、多くの方はそのようなわけにはいかないでしょう。また、自分だけではなく家族もいればおこなうことは難しくて当然です。できないことに罪悪感を持つ必要もありませんし、そこで頑張ろうと無理に考える必要はないと思います。
アドバイスをするのは基本的にはお客様に求められた場合
お客様に求められた場合には、器具を使わないでもできる運動を提案し、普段のパーソナルトレーニングのプログラムにも入れていることもあります。また、トレーニングをはじめられたばかりの方で意欲が高いかたには、「この運動は家でもおこうことができますよ。」と会話のなかで話をすることはありますが、運動を強制するものではありません。
無理におこなう必要がないとお伝える場合もあります
自宅でできる運動はやはり限られます。
ですから、自宅でおこなっていただくことがムダではなくても、それほど成果が期待できると考えられない場合もあります。運動の方法だけでなくそうしたこともあわせて伝えています。
成果を焦らずに自分を向上させたいことの1つとして続けたいならば
トレーニングは成果があるからおこなうのは当然としても、その成果を焦らずに今よりも少しずつでも向上したいと考えていらっしゃるのであれば、週に1回は決めた日に必ずいくことにだけエネルギーを使っていただければよいかと考えます。
目的や目標によってはパーソナルトレーニングの頻度を増やす
目標に対して週1回のパーソナルトレーニングで足りないのであれば、そのためには自宅で毎日何かをおこなうのではなく、時間的な効率と成果を考えても週2回にしていただくのが1番です。スタジオには必要な器具があり、最適なトレーニングの方法でおこなっていただくことができます。時間がないから「自宅」でと考えられるかもしれませんが、効率や成果との釣り合いを考えた場合は、多くの方のケースでお勧めできる方法ではありません。
まとめ
「自宅でも」「毎日」と考えている方への参考になればと思います。どちらも絶対に必要なものではありません。そうしたことに悩むよりも、せっかくパーソナルトレーニングを利用していただくのであれば、トレーニングのことを考えるのは1週間のうちのその時間だけで、他の時間は仕事や趣味や他のことに集中していただくのがよいかと思います。
自宅でおこなわない方を「やる気がない」とか、そのようなことは思いませんのでご安心ください。