先日、所持している資格について書きました。
パーソナルトレーナー、ストレングス&コンディショニングスペシャリスト資格更新
https://www.glimsc.com/day/8391/
パーソナルトレーナーの資格は国家資格ではないから云々のような話も聞きますが、個人的な考えを書きます。
所持していたほうがいいです
結論から言えば、所持していたほうがいいと思います。
もちろん資格を持っていれば全てOKというわけではありません。
ただ、それを言い始めると医師、美容師さんなどは国家資格ですから資格がないと仕事はできませんが、色々な医師、美容師の方がいらっしゃるのはも事実です。患者さん、お客様にしたら、その価値をどこにおくかは人それぞれかもしれませんが、間違いのない診断や治療をしてくれたり、自分のイメージ通りで似合う髪型にしてくれるなど、あなたの問題を解決してくれる医師、美容師の方が良いですよね。つまり資格があなたの求めていることを保証しているかどうかは、国家資格であっても絶対ではないのは経験からわかると思います。
そうはいっても医師の資格のない人に診てもらおうとは考えないのではないでしょうか?
パーソナルトレーナーも同様ではないでしょうか?
パーソナルトレーナーも資格が「あなたに合うか」「適切な提案や指導をして問題を解決してくれるか」を保証してくれるかは分かりません。ですが個人的な経験だけではなく、最低限の勉強をし知識を有していると認めているのが資格です。ですからあくまで最低限の基準として所持していたほうがいいと考えます。
そして多くの資格を保持している人は、資格を取ってからがスタートと認識し資格があればOKとは考えていません。そもそも「資格だけがあっても仕方がない」ということを承知しているので、はじめから資格が意味がないと言っている人とは根本的に違うところにいるのかと考えます。
どんな資格がいいの?
ホームページなどでパーソナルトレーナーなどの資格の見方については色々な考え方があります。
- 団体名
- 統一性
資格の認定している団体、組織のホームページを見るとどのような考えの団体かが分かると思います。それがあなたの目的にあっていそうであれば、そのパーソナルトレーナーはあなたの目的に役立つ知識を持っている可能性があると判断できます。
次に統一性です。
人によって色々考が分かれる点ではありますが、非常に多くの資格を並べているのを目にすることがあります。
それだけ沢山のことを勉強しているとも言えますが、その内容に統一性がない場合、その方自身の指導や考えの軸が定まらないままでいるとも考えられます。
スタジオ、ジム独自の資格は?
独自の資格を設けて、スタジオ、ジムのパーソナルトレーナーの質の高さをアピールしているところもあるようです。独自の資格を設けるのは悪いことではないかと思います。
美容師さんであれば、アシスタントとしてシャンプーなど髪を切る以外の色々な仕事をしながら、そのお店の基準を満たすと、スタイリストとしてお客様の髪を切ることを認めてもらえるという流れがあるかと思います。それを資格という見える形していると考えればよいのかと思います。
ただ、独自の資格を設けている場合に1点だけ個人的に気になるのは、美容師さんが「美容師」という資格を保持した上で、そのお店の基準を満たしているように、パーソナルトレーナーの場合もそのジムと利害関係の無い外部団体の資格を所持した上で、スタジオ、ジム独自の資格をクリアしているというのであれば分かりやすいですし、考え方としても良いと考えます。トレーニングの考え方の違いの入る余地のない、原理、原則など基本的な知識などを外部団体の資格で担保し、そのジムが得意とする分野の専門性を高めているという考えであるのは良いと思います。そうではなく外部団体の資格がないということは、基本的な部分がどうなっているか外からは判断できない点は不安ですから、私はお勧めしません。
資格はスタートライン、だから必要
何か特別な理由がない限り、あえて資格を所持していないパーソナルトレーナーを選ぶ理由はないかと考えます。なぜかと言えば「資格はスタートライン」だからです。プロとして仕事をするために、資格を所持し、スタートしている人の中から選ばれる方が良いかと思います。