パーソナルトレーニングに期待することに、
「これさえやれば絶対にOK」
的な方法を教えてくれるかもしれないという方がみえるかもしれません。そして、それを期待させるような宣伝なども見けるので当然かもしれません。でも常識だと思っていたことが誤りやその方には必要がなかったりということはあっても、「これさえやれば絶対にOK」のような方法はありません。
あるのは、
「今は、これだけはやりましょう」です。
今、必要なことを提供するのがパーソナルトレーニング
限られた条件の中で無駄な努力や、理想を追い過ぎ、過剰な努力をさせる絶対に続けることができない内容ではなく、パーソナルトレーニングを受けてくださる方のトレーニングに使える時間、体力、金額に合わせて「今は、これだけはやりましょう」という方法を提案できるのがパーソナルトレーニングの役割とGlimSCのオザワは考えています。
「今」がついているのは、その人の体力やトレーニングの技術が変わるのに合わせて「これだけ」も変える必要がるからです。そういう意味で「今」という考え方も必要です。
ただ、「これさえやれば絶対にOK」というような言葉に惹かれる気持ちは分からないではありません。それに合わせてパーソナルトレーナーが本来は「今は、これだけはやりましょう」と伝えるべきところを、「これだけやればOK」のような表現をつい使ってしまうのも分からなくはありませんが、継続的、長期的な視点でみると良いことではないと考えます。
トレーニングは自分の体に変化を起こすための手段ですが、どの位の変化が起きるかはやって見ないと分からないところもあるのが事実です。絶対の成果を直ぐに手にできるわけではなくても、できることを確実に続けるのが成果を得るためには必要です。
今の新型コロナウィルスのような困難な状況でも「これさえ」や「絶対」に惹かれたり求めたくなりますが、最善と考えられる現実的にできる方法を知り実践し続けることが大切だと思っています。