筋力トレーニングでは、フォーム、プログラムなど気にすることは色々ありますが、根本的なところで気をつけたいことがあります。
他人と競わない!
- 重量
- 筋肥大など見た目の成果
少なくともこの2つについては、競技として重量を競うパワーリフティングや、見た目を競う競技のために筋力トレーニングをしているのでなければ、他の人と比べて競うのはやめましょう。
「ベンチプレス何kg」のような質問には
筋トレが好きな人と会話をすると「ベンチプレス何kg」のような質問をされる方がいると思います。そんな時にあなたがその人より重い重量を扱えても扱えなくても、気にする必要はありません。その方とは筋力トレーニングをしている目的が違うからです。
遺伝的に変えられない要素も影響する
成果の量は、その人の努力だけでは埋められない個人差が生じるのは当たり前です。
例えば、筋肉には速筋繊維と遅筋線維があり、その割合は遺伝的に決まっています。筋力トレーニングの刺激に適応し筋肥大しますが、速筋線維と遅筋線維が同じように増加するのではなく、速筋線維の方が増加が大きいとされています。つまり速筋線維の割合が遺伝的に多い人の方が筋量が増加する可能性が高いということです。
他の人と競うとしたら、どれだけ地道に取り組んでいるか
あえて競うとしたら、どれだけ地道に取り組んでいるかだと思います。これは自分の意思で変えられることだからです。
今より自分が少しでも良くなるために
比べるのは、今の自分が比較対象です。それよりも少しでも良くなるためにトレーニングは行うものだと思います。
こうした考えを持つことが、結果的には継続につながり、継続できれば時間がかかっても成果をえることができると思います!