トレーニングを継続するためには、継続しやすい環境をつくることも大切だと考えています。
その中でも特に大切だと思うのは、ご家族など周りの人の理解です。
トレーニングは1人でもできますが、ご家族や周りの方にも影響する可能性がある要素があります。
- トレーニングのための時間
- トレーニングで怪我をする
- トレーニンングにかける費用
トレーニングのための時間:継続するには、継続して時間の確保が必要
トレーニングを普通におこなうと、少なくとも週1回は1〜2時間適度の時間を要します。
(状況に合わせた工夫はいくらでもあるので、「普通に」と書きました)
趣味のスポーツを時々楽しむとかではなく、トレーニングとして運動をおこなうためには、毎週決まった一定の時間を確保する必要があります。
時間を確保するには、ご家族や周りの方の理解も
トレーニングを続けることは健康面の助けになるはずですから、本来はご本人だけではなくご家族や周りの方にもメリットはあるはずです。ただ、トレーニングは1人でできるのがいいところではありますが、あまり熱心すぎると「自分1人だけ!」など、自分のことしか考えていないように周りの方に思われる可能性は否めません。
そのような印象を持たれてしまわないように、少し余裕を持つことが長期的に考えた場合はよいと思います。
トレーニングで怪我をしない:怪我は誰も得をしません
健康のために始めたトレーニングで怪我をしたのでは、周りからの理解を得ることは難しくなるでしょう。
「無理して重たい物を持つから」
など、1番言われたくないことを言われるかもしれません。
なにより、ご自身が痛い思いをして、しばらくトレーニングができなくなったり、場合によっては怖くなってしまいご自身がトレーニングを続ける意欲を無くしてしまうかもしれません。
適切なフォームとプログラムが怪我をしないためには必要です。
トレーニングにかける費用:お金の問題
トレーニングは他の趣味やスポーツと比べた場合に、特に費用がかかる習慣ではないと思います。
ただ、他の趣味やスポーツが時に他の人とも楽しめるのに対して、トレーニングは自分1人のためという部分は分が悪いように個人的には思います。
トレーニングそのものではありませんが、サプリメントなどは高額なものもあります。関心がない方からしたら、相当にマニアックなことをしているような印象を持たれる可能性も高いと思います。サプリメントの効果以前に「そのお金で美味しいものが食べられる」と思うのが普通の人だと思います。
ご家族や周りの人に負担をかけるのは、自分の負担にもなる
今回あげた3つは、熱心すぎると最後は、ご自身の負担にもなります。
熱心になると、色々なことを取り入れたくなります。ただ、その結果として時には無駄なことに時間、費用、そして時には怪我などもおきてしまいます。やってみないと分からないのも事実ですが、体力向上・維持のためにトレーニングをされる方が、「周りの人の理解が必要なほどにトレーニングを熱心にする必要があるのか?」という視点も時には必要だと思います。
無駄なことをしていないか、パーソナルトレーナーに相談するのも1つの手段
パーソナルトレーナーは費用はかかりますが、単発でも良いので相談をしてご自身のトレーニングに無駄がないかを相談することで、長期的にみた時間、費用の負担を下げて継続を助けてくれるかもしれませんよ。