個人的には絶対にお勧めできないケース
避けたい、オススメできないケースは3つあります。
(ホームページやSNSのプロフィールに資格やパーソナルトレーナーの欄さえないのは論外です)
(製品の例でTRXを出しましたが、GlimSCでも使用しているTRXは使う人が適切に使えばよい道具です!)
「製品、メーカー」認定の資格しか書いていない!
「製品、メーカー」認定の資格しか記載のない方は、「トレーニングの資格」は所持していないとほぼ断定できると思います。このような資格はあくまで「その製品」の取り扱いについての認定です。「トレーニング指導の資格」などを持っている人に、製品の適切な使い方を教えて適切に使ってもらうためのもので、1日とかの講習を受けて取れるものです。
その製品をジムで使うのであれば、こちらを持っていることは悪いことではありませんが、問題だと思います。
資格欄に書いてしまえること
トレーニング指導の資格を持たずに、主に製品の使い方の説明を受けるこのような1日講習で取れる資格を資格だと考えて、「資格欄」に書いてしまえることはやはり問題だと思います。
この意識が個人的には理解できません。
一般の方はそのようなことを知らない方も少なくないため書けているのか、それか本当に本人がこれを資格だと考えて書いているかは分かりませんが、第3者に指導をするという仕事を軽く考えているようにしか思えません。
私はオススメしません。
パーソナルトレーナーの資格は認定団体によらず、ただ資格を持っていればいいとは私も考えてはおりません。
それでもホームページなどのパーソナルトレーナーの資格欄は資格の保有の有無だけではなく、トレーナーやジム、スタジオの、他の人にトレーンングを指導するということについての意識が分かると思います。
多くの場合勧められないけれど、例外もあるケース
トレーニング指導は資格がなくても、法律的には問題にならないし、資格を所持しているから素晴らしいわけでもないのであるケース
資格が何もない
基本的には論外です。
ただ例外はその人に指導して欲しいというあなたが魅力を感じる要素がある場合です。
それは、指導者としての資格の有無はひとまず置いといて、選手としてプロであったり資格以上の魅力を感じる要素があり、1回は指導を受けてみたいと思うようなケースです。
この場合は、「その人に教えてもらう」が価値なので受ける方がよければいいのではないかと思いますが、そういった価値がないのであれば、選ぶ理由はないでしょう。
ジム独自の資格
所属ジム、組織など、ジム独自の資格。
それしか書いてない場合は、あえて選ぶ必要はないです。ジム独自の資格は、素晴らしいものもあるかもしれませんが第3者には基準がわからず、多くの場合、利害関係のない他のジムや組織で働こうとしても認めてもらえません。
例外は、そのジムと利害の無い第3者が認定している資格も所持している場合は問題ないと思います。
資格は絶対ではないけれど
トレーニングの知識に自信があるのであれば、プロとして仕事をすることを考えると受験も資格維持のための費用も常識の範囲だと思う資格を取らず、所持をしない理由は個人的には分かりません。
特別な理由がない限り、資格を所持しているパーソナルトレーナーの中からまずは選ぶことをお勧めします!