先日、愛知県美術館で開催されている「GENKYO 横尾忠則 原郷から幻境へ、そして現況は?」に行ってきました。混雑していることもなく、ゆっくりと観ることができました。
横尾忠則さんを知ったのは中学か高校生くらいの頃に読んでいた雑誌の連載でした。その後、特にフォローしてきたわけではありませんので、多くが初めてみる画風や作品でした。
その中で1番印象に残った作品のタイトルは、
人生にはゴールが無い
人生に終わりはあるかもしれないけれど、ゴールはない。(あくまで私の解釈です)
トレーニングに置き換えて考えてみると、健康のための体力づくりとしておこなうトレーニングは、短期的な視点だけではなく時にゴールはない(分からない)という視点が重要だと考えています。
それに対して、スポーツ選手やコンテストなど大会を目指しておこなうトレーニングは、目標とする大会や引退をゴールと考えると思いますし、考えることもできます。
この違いを認識をする視点なしに普通の人がトレーニングをすることは、トレーニング継続の妨げにならないでしょうか?
短期的(人生全体からみて)なゴールがある人とゴールが無い(分からない)人が同じような考え、取り組みをする必要はないのではないでしょうか?
そんなことを考えました。
展覧会は2021年4月11日までです。
ネットでもタイトルで検索すると、どのような作品か確認できますが、よかったら生でご覧になったらいかがでしょうか?