今年の名古屋の桜はもうほぼ終わりですが、桜山の交差点に2本の桜があるのはご存知ですか?
お近くの方でしたら恐らく知らない方はいないと思います。
2本の桜の開花時期は1週間は違います
この2本の桜、同じ交差点に立っているにも関わらず、開花時期が1週間位は毎年違うのです。
手前のほぼ満開の桜とその奥の既に花が散った桜が確認できると思います。
奥に桜のUp
交差点を挟んで反対側にあるのですが、こんなに咲く時期が違います!
なぜこんなに違うのか正確なことは分かりません。
ただ、私にも分かるこの2本の桜の環境の違いがあります。
日当たり
既に葉桜となっている桜は交差点の北西にあり、満開の桜は南東にあります。
その立地の影響で北西の桜は朝からほぼ1日中日が当たりますが、南東側の桜の直ぐ東側には昭和郵便局があるため、お昼近くになるまで日陰です。日光という刺激が立っている場所により違い、それが開花時期の違いを生じている要因の1つであることが推測されます。
トレーニングという刺激と人の関係
ここからは人のお話。
トレーニングという刺激は、桜にとって日光のようなものと考えてみましょう。
人がトレーニングで変わるのは、トレーニングという刺激を与えることで、その刺激に適応しようとする身体の働きによるものです。南東にある先に咲いた桜のように、十分な量にトレーニングがおこなわれていれば少し早く成果が現れるかもしれません。ですが南東ほどではなくても、成果に足りるトレーニング量があればこちらも成果が現れます。
1日中日光を浴びるように、トレーニングの頻度や時間を沢山とることが継続的に余裕があれば良いですが、そこで無理をし過ぎるとトレーニングが続かなくなってしまうかもしれません。対してトレーニングの頻度や時間を成果が出る最低限の量に調整すれば、多くの時間を割くよりもトレーニングは続け易くなるかと思います。そうすれば人の場合、成果は1回ではなく継続的にあらわれます。
どのようなスタンスでトレーニングをされても良いかと思いますが、あなたはどちらを選びますか?