オリンピックが開幕しました。
開催にあたっては色々な意見などがあると思いますが、パーソナルトレーナーの立場からオリンピックのような大会の度に気になるのは、ピークを合わせるための調整です。オザワ自身がこのオリンピックの開幕のタイミングに合わせて調整をし、開幕前の7月21日にテストをしてみました。
テストしたのは、BSQ(バックスクワット)の1RMテストと体重比
簡単に用語を説明すると
- BSQ(バックスクワット)
バーベルを体の後ろ(肩)に担いでおこなうスクワット - 1RM
最大挙上重量、つまり1回だけしか挙げられない重量 - 体重比
1RMを体重で割った数字。体重に対してどのくらいの重量を挙げることができるかを知る
BSQの1RM(最大挙上重量)を調べるために実施するテストです。
ちなみに1RMは、トレーニングで重量設定をする際に、「1セット当たり5回の場合は1RMの87%」のように計算して目安として使用したりします。(目安と書いたのは、前後の運動やセット数などまで考慮すると、現場ではこの計算通りではできないからです)
テストの手順は
- 体重測定
BW=60.55kg
- ウォーミングアップ
別の運動ではBSQを5回程度できる重量からはじめて、3回、2回と回数を減らし、重量を増やし4セット程度でウォーミングアップアップは終了です。
- テスト!
まずは、110kgから。
110kgはOK!
(フォーム深さと降りた位置が甘いので満足ではないのですが)
次は2.5kgで刻んで増やすのが良い選択かと思いました、ここは実施するのはお客様ではなく自分自身であることもあり、5kg増の115kgで実施しましたが、ミスに終わりました。
そして、112.5kgで最終テスト
挙がるかー!?
残念!?
フォームは深さを含めて110kgよりよく、110の次は115ではなく112.5kgで実施すれば挙がったかもしれませんが、今回の趣旨を考えるとこれでよかったと思います。
今回のテスト結果は以下のようになりました。
1RM:110kg
体重比:110/60.55=1.82
ちなみにGlimSCでは、お客様の1RMテストは、実施できる条件が揃い、お客様が希望された場合のみ実施しております。いきなりこのようなテストを実施することはございませんのでご安心?ください。