ストーンズと書きたいとこですが、違うグループも検索されてしまう今日この頃なので、ザ・ローリング・ストーンズの話です。
チャリー・ワッツが抜きのツアーがスタートし、その模様が公式のSNSやYouTubeなどにもあがっています。
その様子からは、今までとは違う緊張感も伝わってきた気がします。
ところで、ストーンズは約60年少し間いが空いた時期もありますがずっと演っていることに対して
「続けてやっていてすごい」
のような表現をする方がいますが、そうではないんですよね。
また、来日の度にライブを観ないで書いたんじゃないかと思うような
「ワンパターンな・・・」
そのあたりについて、トレーニングや諸々を続けるヒントが詰まっていると、あくまで個人的な妄想を書きます。
「続けてやっている」からではなく「観たい人がいるから続けられる」
彼らは趣味のバンドではありません。
デビューした頃は2、3年ももてばいいと思っていた彼らがここまで続けてこられたのは、自分も含めて彼らを観たいと思いけっして安くはないチケットを買って見に行く人がいるからです。
約60年間、誰も観にきてくれないのに続けていたら、それは本当の意味で「続けてすごい」かもしれません。
ですが彼らはそうではありません。そして観たいと思っている自分も含めた多くのファンも「続けているから」ではなく「観たい」から観たいだけなんです。
確かチャリーが言っていたと思いますが、そのように観に行く人がいて「経済的に成功している」のが「続けられる理由」の1つです。
演奏して観たい人が集まるから生活もツアーも出来る。そしてまだまだ演奏したいから次のツアーにも出られる。
トレーニングで言ったら、トレーニングを続けられる人は成果を評価したり感じることができ、それができるからトレーニングを続けることができるのと同じだと思います。
毎回同じ曲を「ワンパターン・・・」でよく飽きない
ほぼ毎回演奏される曲は当然ありますが、彼らはいいとか悪いとか抜きに同じ曲を同じに演っていません。
日によっても違うし、ツアーによっても違います。
だから、イマイチな(酷い)という日もあれば、最高の日もあるわけです。
これを「それがロックだ」なんていうのではなく、それ自体にはあまり価値はなくて、最高の日に見れた人が羨ましくもあり、最低な日もまた然りです。
毎回同じようにやろうと思っても、人間って同じことを同じようには出来ないのが普通です。もちろんそれが出来るのが「プロ」のような考えもあるかもしれませんし、それが素人には分からない僅かな差の範囲にであることが「プロ」かもしれませんが、日々もっとよくできるようにと常に意識していれば、当然少しずつ違ってくるわけです。
ストーンズの場合は、そんな真面目な理由ではなく過去には単純に飲み過ぎなどで「グタグタ」だった日もあると思いますが、それでも開演時間にはとりあえずステージには立っていたわけです。(キースはここ何年かお酒もほとんど飲んでいないと言ってましたが)
トレーニングで毎回スクワットは飽きないか?
トレーニングでも、ライブで言ったらセットリストを変えるように、プログラムを変えても必ず入っているスクワットのような運動があります。
毎週やってみれば分かりますが、適切で自分の意思の通りできる日もあれば、困難な日もあります。
トレーニングは少しでも改善をしたいと考えておこなうものですから、フォームも軽い負荷なら出来てもトレーニングになる重量だと僅かであっても乱れは生じます。それは仕方ないものではあるのですが、それをよしとせずにもう少しだけ気にできないかと取り組むわけです。
そして、全く気乗りしない日でも決めたブログラムをとりあえずジムに行ってやる。サボりたくなる感情はあって当たり前なので、このような一見いい加減に思えることを受け入れるのも必要だと思います。
そして、そこに少しの楽しさを見出せれば、きっとトレーニングは続きます。
ストーンズの場合は、「好き」や「楽しい」が先にあって諸々が上手くいっていて続いているのだと思いますので、トレーニングの場合は、そこが多くの人と違うと思いますが、トレーニングも続けることができればその方にポジティブな成果をもたらしてくれるので、ヒントになると思います。
トレーニングなどを継続するヒントをまとめると
- 少なくとも成果が出る内容でおこなう
- 小さな成果を評価する
- サボりたい感情を認める
- やる気にならなくてもとりあえず決めた日にはやる
- 毎週同じようにできないのは当たり前と受け入れる