チャーリ・ワッツが亡くなる前から代役のスティーブ・ジョーダンで行う予定だったストーンズの北米ツアーの模様が観られるようになりました。チャーリが亡くなる前から決まっていたから、結果的に追悼ツアーとしてこんなに早く観ることができたはずで、そんな偶然が起きるのもストーンズがこれまで続けてこられた理由かもしれません。
理想的、同じ状況は永遠には続かない
ストーンズは約60年一緒にやってきたチャーリーがいなくなって、今までと同じように演ることは不可能になりました。このツアーの続きがあるのかは現時点では分かりませんが、決まっている日程については続けることを選択しました。
トレーニングの場合も、理想的なスケジュールでトレーニングを何年も続けることは難しいと思います。仕事や家庭環境が変わったり、自分も変わるし環境も変わります。
こんなのは違う!or続けて欲しい!
今回、ストーンズが予定通りツアーを始めたことは、ファンの中でも感想や意見は別れているようです。
特にある年代以上の方は、「もうこれはストーンズではない」そんな意見・感想もあるようですが、自分も含めてストーンズが自分の親に近い世代は好意的な感想が多そうです。
個人的には、キースが元気そうで楽しそうにやっているように見えるし、よい意味での緊張感も見えて今までとはまた違う面白いものを観せてくれそうな期待を勝手に感じました。
トレーニングは1人でできることですが、その環境がずっと同じというのは案外難しいものです。はじめた時が理想的な環境で始められたケースほど、途中で状況が変わると「これでは意味がない」などと考えて1回休もうなどと考えることもあるかもしれません。
状況が変わっても、その時できることをやる
同じことをやり続けているようにみえるストーンズですが、今回のような大きな変化はベースのビル・ワイマンが抜けた時以来ですが、その時々で外部の人を入れ続けています。
トレーニングの場合は、状況が変わって今までと同じようにできない時や、その内容に少し飽きてしまった時、その時できるベストの方法を考えて、とにかくできることをやればよいと思います。
なければならないを疑う
トレーニングでは、「なになにでなければならない」のようなことをよく聞くと思います。もちろん原理・原則はありますが、それがトレーニングを続けることを難しくしては本末転等ではないでしょうか?
トレーニングにはプランB、プランCもある
トレーニングには理想通りのプランA以外にも、原則に沿った上でのプランB、プランCがあることを知ってほしいと思います。そんな提案ができるのもパーソナルトレーナーの仕事のはずですが、それを狭めているのも私も含めたパーソナルトレーナーと呼ばれる人達かもしれません。
あなたのパーソナルトレーナーはどうでしょうか?