パーソナルトレーニングというと「ボディメイクですか?・美脚ですか?・お腹なんとかなりますか?」とか聞かれることが多いのですが、今回はそれをテーマに。
身体の外見で”美しい”とか”かっこいい”って何でしょう?
GlimSCパーソナルトレーニングのサイトをみていただいても分かると思いますが、タイトルのような”美”のジャンル?の成果については書いていませんがその理由は、
- 筋力トレーニングは身体機能向上のためと考えている
- 何を”美”と感じるかは人それぞれ
- 人それぞれの”美”でイメージされる体は機能・健康から考えると必ずしもプラスではない
機能が先、その結果としての美しさだから
GlimSCのパーソナルトレーナーオザワにとって、筋力トレーニングで得られる成果で最も大切なのは「筋力・柔軟性・体の使い方」など動くための体の機能を向上させることです。
その結果として、それをキレイ・かっこいいと感じるならそれで良いという意識で、それは細いが正義みたいな感覚とはまるで違います。
”美”については正解がなく感じることは人それぞれ
”美”については、身体だけでなく「車・家・家具などのインテリア・時計・携帯等・・・」”美しい”とか”かっこいい”と感じるはのは好みよって様々だと思います。プロの間では工業製品としての良いデザイン、悪いデザインというのはあると思います。でも選ぶ消費者の立場からは一定以上の性能・機能があれば問題なく(問題に気がつかないというケースもあると思いますが)、見た目の好きか嫌いについては何が正しくて何が間違いとかそういう世界ではないですよね。
ある人にとっての”美”は機能・健康から考えるとマイナスだから
何を美しと思うかは個人の自由ではありますが、それが機能・健康面から問題がないとは言えないことも少なくありません。この様なケースではご相談を受ければその問題点などを伝えることがパーソナルトレーナーの本来の仕事であって、それらの要望を受けることではありません。
その上であえてGlimSCがカッコいいと思うのは
「お尻」が発達していて、背筋(せすじ)が伸びて首もすっとのびている。(「すっと」てよく分からないかもしれませんが)
これは機能的に大切なと考える部位が発達した結果として表現される体だからです。
見た目を重視することは否定はしませんが、それでも健康が1番
見た目を重視する考えを否定はしませんし、大切だとも思います。
そしてそれらを競うコンテストなども否定するつもりは全くありません。
ただ、あ明らかに機能や健康面をそこなっている間違ったイメージを目指されている場合は、間違いと気づいていただくことが最初にすることで、そこをご理解いただける様にすることが役割だと考えてパーソナルトレーニングをしています。
まとめ
機能美というと、レーシングカーなどが速さを追求した結果、「速い車は美しい」といういうことが言われた時代もあったようです。でも、最近のレーシングカーはそうではなくルールの中で求められる最高の性能を目指した結果、あくまで個人の価値観ではありますが、必ずしもカッコイイとは言えなくなっています。
それに対して、絶対的な性能を発揮する機会のほばない市販の車は、性能よりも見た目優先もありという考え方もありなので、特にイタリア車などは性能よりも細部の曲線など見た目の美しさなどを優先ということもあるようですね。