パーソナルトレーニングの目的はトレーニング？

ときどきあるのですが、このお客様の目的は「トレーニング」だったかな？と、記入いただいた記録を見返すときがあります。パーソナルトレーニングだから、トレーニングであたり前と思われかもしれませんが。。。と、いう話です。

目的ではなく手段のはずですよね

多くの方は「トレーニング」をすることが目的ではなく、「手段」のはずです。トレーニングを頑張ったことで、手に入るかもしれない成果のために、トレーニングが必要と考えていただいていると思います。

身体を引き締めたい
腰痛はあるけれどトレーニングはしたい
姿勢を改善したい
強いサーブを打ちたい

人それぞれが目標としていることにつながる手段の１つとして考えていただいていると思います。

ところが、実際にはじめてあまり時間がたっていないのに、冒頭に書いたように思ってしまうことがあります。

トレーニングを自分ではじめて関心が高くなり色々な情報に敏感になっているかも

今、トレーニングでおこなっていただいている運動への関心よりも、他の運動への関心が高い場合です。トレーニングが効果的におこなわれているかどうかに関わらず、今のプログラムに満足されていないと考えられるので、パーソナルトレーナーにとってはよろしくない事態です。

そうした他の運動とは、ＴＶやネットなどで見た運動だったりします。

簡単に見聞きできる情報の特徴は「単品」

だいたいの情報が「単品」なんです。

トレーニングについての情報ってだいたいがこんな感じだと思います。

運動のやり方に関する情報

「ベンチプレス」、「スクワット」、「腹筋」など、トレーニングでおこなわれる運動のおこない方の説明

スポーツ選手や有名人のトレーニング風景

トレーニングを全てを追っているわけではなく、何か「目をひきそうな」シーンが編集された上で載っている。

これは、目新しい運動や、新しい器具を使っている運動などであったり、すごいハードなトレーニングをおこなっている様子が伝わる部分かもしれません。どんな意図があるにしろ、ないにしろ「トレーニング全て」を見ることができるわけではないと思います。

他にもあるかと思いますが、この２つは自分で調べるつもりがなくても、ＴＶや雑誌で偶然みることも多いのはこの２つだと思います。

自分のメニューにないとやりたくなる

以前は目がいかなかったかもしれないトレーニングの情報に反応しやすくなるのかもしれません。自分がしているスポーツのプロ選手や、自分があこがれている同年代の有名人がおこなっているトレーニングにもより目がいくようになるかもしれません。

必要なのは情報をまとめて、あなたのためのトレーニングメニューをおこなうこと

仕入れた情報の１つ１つの運動の情報は適切だったとしても、それを選択する基準がないと色んなことをやりたくなって、全体として何をしたいのか分からない内容になってしまわないでしょうか？

こうした選択をしてくれるのもパーソナルトレーニングのいいところ？！

１つ１つの運動の適切なフォームを指導させていただくのはもちろんですが、情報の整理をあなたに代わってしてくれる存在でもあります。パーソナルトレーニングではパーソナルトレーナーが「第３者の目」で、あなたの身体の能力と目的に適切な内容になるようにプログラムを作成します。

疑問、やってみたいことはどんどん言ってみてください

こうして作成されたメニューはプロ選手や有名人と同じ運動をしたいと考える、あなたの思うものと同じであるとはかぎりません。もし、自分でなにか気になった運動などがあったら、パーソナルトレーナーに言ってみてください。もし、すでにおこなっている運動と入れ替えてもよいような運動であれば、バリエーションとして追加するかもしれません。

それでも取り入れないのはメリットがないとき

GlimSCパーソナルトレーニングの場合は、今その運動をとりいれるメリットがないと考える場合です。

他の運動との組み合わせで今は優先しておこなう運動ではない
体力などから考えて、他の運動ができるようになってからのほうがよい
その運動があなただけはなく、運動としてよいものではない

例えば今、おこなっていだいている運動が「ある程度出来るように」なってからとりいれるということが分かれば、トレーニングのやる気にもつながりませんか？

好きなわけでない人はあくまで目的達成のための手段

嫌いではなくても、そこまででもない方は、このように考えるのが実は１番シンプルなのでは？と思います。トレーニングが好きな人は、いろいろ考えたり試すことも楽しみの１つなのだから、今回の話はあまりあてはまらないかと思います。そしてそのような方は恐らくあまりパーソナルトレーニングを定期的にはご利用されないので。

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