今回の話はパーソナルトレーニングに限らず、トレーニングをはじめようと考えている方に読んでいただけたらと思います。実際にトレーニングをしたことがない人でも、なんらかの情報は探さなくても目や耳に入ってくるので、本当に何も知らないという方は少ないと思います。
パーソナルトレーニングの場合、カウンセリング終わるとパーソナルトレーナーがあなたのためのプログラムを組みます。
運動を適切なフォームでおこなえるように頑張る
はじめてトレーニングをおこなう人、久しぶりにおこなう人は、トレーニングの運動を覚える、または思い出して確認する必要があります。
パーソナルトレーニングならその運動を単に紹介し回数を数えてくれるだけではなく、あなたのフォームに誤りがあれば修正し、より適切なフォームでできるようにアドバイスをしてくれるハズです。知っている運動だからといって、あなたが知っているフォームが適切であるとはかぎりません。初めておこなうぐらいの気持ちでおこなったほうがよいでしょう。
もちろん最初から簡単にできない場合もあります
頭で覚えたつもりでも、最初は5回のうち2~3回くらいしかできないこともあるかもしれません。それは当り前のことなので、慌てずにできるように努力してみましょう。
でも、その運動から狙った効果を得るには適切なフォームが必要な条件です。
そうした覚える過程もトレーニングですから無駄ではありません。
(パーソナルトレーニングを受けられる方の場合、「できるかな?」と、不安を感じているかたもみえるし、できないからパーソナルトレーニングを試すという考えの方には必要のない話かと思いますが。)
何回も同じ動作をおこなうので最初に覚えたほうがお得
トレーニングとしてその運動をおこなうためには、適切なフォームだけではなく、できるようになった(慣れた)分だけ負荷(回数、重さ、より何度の高い運動)を少しずつ増やす必要があります。
・適切なフォームは安全
安全だからこそ負荷を確実に増やすことができます。負荷を増やすことができなければ、トレーニングとしてなりたたないのですから、これは大切なことです。
・何回もおこなうからこそ1回が大切
トレーニングを少しでも知っていればご存知かもしれませんが、トレーニングでは1つの運動を10回を3セットのように、繰り返しおこないます。この場合は全部で30回おこないます。その時に適切なフォームという意識がなく、毎回フォームが違っていたら、その運動の本来の効果も期待できないのは容易に想像ができませんか。疲労により3セット目になって少し違う動きが生じることはあったとしても、そもそも適切という基準となるものがないと何が違うのかも分からないですよね?
面倒に感じるいくつかの理由
適切ではない自分の知っているフォームで動いても、最初は疲れるし、翌日には筋肉痛もあり、「やった感。」で充実するかもしれません。運動の種類によっては、その人の動きやすいように動いたほうが、「効いた」感じもする場合もあるので、そのように考えられるのも無理はありません。re
でも、すぐにそうした状態には慣れてしまうでしょう。
パーソナルトレーニングで身体を変えたい、向上したい
苦手であったり、面倒に感じるのは、指示されたようなフォームでおこなうために努力が必要ということは、あなたが普段あまり使っていない(使えない、弱い)部位の筋肉を使わざるえないでしょう。それが今のあなたには必要で十分にトレーニングになっているということです。
「変えたいと」、「向上したい」そのような話をカウンセリングのときにされたと思います。
この覚えるという過程のなかに、そのために必要な要素が入っているわけです。すごくモドカシイかもしれませんが、大切な時期だと考えることはできないでしょうか。
時には苦手なこともしなければいけないということ
苦手だからこそトレーニングをされるのではないでしょうか。もちろん、難易度が高すぎたり、必要のない苦労は必要ありません。でも、自分では避けてしまうような運動や上手くできないから避けていた運動も必要であればパーソナルトレーナーはプログラムの中に入れると思います。
得意なことばかりしていた結果が今のあなたの身体
自分のしゃがみたいように、立ちたいように、座りたいように、寝たいように、トレーニングしたいように、してきた結果が今のあなたをつくっているのではないでしょうか?
30歳なら30年の。
40歳なら40年の。
50歳なら。。。。。
その人の歴史が今の身体です。
せっかくはじめたトレーニングでそのあたりを考慮しないとその特徴を伸ばすことにもならないでしょうか?
個性を無視して規正しようというわけではありません
体形、それまでのスポーツ暦、仕事など人によって身体の特徴を無視して、規正しようというわけではありません。安全にその運動で最大限の効果を得られるのようなフォームを覚えていただくということです。
適切なフォームはあなたにとっては努力や考えかたの変化を
トレーニングがトレーニングであるためには、ただ身体を闇雲に動かすのではなく1つ1つの運動に意味があります。パーソナルトレーニングではそうしたことはパーソナルトレーナーが考えるので、あなた自身が具体的に考える必要はありませんが、そうしたプログラムの背景は知っていただけたらと思います。
知っていると思っている運動ほどもう1回覚えるつもりで
上でも少し書きましたが、運動の名前を聞いて「知っている」と、思うと早くどんどんやりたくなると思います。
でも、適切にできていなければ、ご自分でおこなっていた時の重りより軽くされたりするかもしれません。
「頑張りにきたのになんで?!」
と、思われるかもしれません。この思考におちいると自分が何ができていないかに気がついたり、なぜトレーニングをはじめたのかを見失うかもしれません。
そう思われるのであれば、軽くされた重りで適切におこなえるように努力してみてください。
(できていれば頼まなくても少しずつ重さを増やしますよ。)
ここまでは、トレーニングの際に意識して欲しいことを書きました。
成果を焦らずできることを1つ1つ確実に
成果が欲しいのでイロイロ焦りたくなる気持ちは分かりますが、このように考えてみてはいかがでしょうか?
ある期間までに可能な目標設定をしているとします。
同じ目標、目的で同じ頻度でトレーニングをするのであれば、その決まった期間で最大限努力して向上できる能力は変わらないはずですよね?
だから、1回1回のトレーニングを焦らずに、できることを最大限におこなうのが目的に近づくためのベストな方法だと思います。
まとめ
トレーニングは身体を動かすことで、身体を変化させる手段です。ですから、その動きが狙い通りにできているかが根本になると考えます。ですから、最初に自分の適切なフォームを知り、覚えることは大切です。フォームに限らず、理想通りにはできないことも少なくないかと思います。だからと言って理想を知らない、見なかったことにしてしまうと、それはトレーニングとは呼べないと思います。できるように最大限努力する、努力が必要なことがトレーニングだと思います。そういったことを知ってほしくて書きました。
どんなトレーニングをはじめよう。
どんなパーソナルトレーナーがよいか。
などを迷われている方は、よろしければこちらをお読みください。
パーソナルトレーニングスタジオGlimSC パーソナルトレーナー 小澤
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