カウンセリングでせっかく色々考えて話をされても期待している通りにならないかもしれない場合があります。
トレーニングの経験や目標を「高め」に伝える
「何年か前はずっとトレーニングしていた」「コンテストに出たい」「XXの試合にでる」のように「高い」目標などが本気でないのであれば初回のカウンセリングでは言わないほうがよいかと思います。なぜなら、そのようなことを言っても、トレーニングを受けられるかたに何のメリットもないか、そのあとの会話によってはマイナスにすらなるかもしれません。(パーソナルトレーナーの立場としては、冗談なのかどうかを見極めたり、聞きだしたり、感じられる能力は必要ですが)
グループレッスンの際のクラス選びのような考え方は不要
グループレッスンであれば、そのクラスで設定されている内容で進めるのが基本かと思います。ですからクラスを選ぶ際に、初級クラスに慣れたら(飽きたら)少し上のレベルを経験したいと考えて、中級クラスを選ぶなどをされるのではないでしょうか。
特にトレーニングではなく、「スキー」「スノーボード」「ゴルフ」などのグループレッスンであれば、少しの背伸びをすることで、得られるものが多いかもしれません。(それをお勧めしているわけではありません。)自分より少し上手い人達の中で練習するのは、シンプルに楽しいと思います。
ですが、「パーソナルトレーニング」を受けられる際にそのような考え方は不要です。
実際にトレーニングをおこなっていただいたくことが全て
「トレーニングの経験」「競技などの目標」を高めに伝えられたからといって、初めてお会いする方を自己申告どおりそのままに「トレーニング上級者」としておこなうことはありません。トレーニングは1つ1つ順を追って進めたほうが良いと考えています。そしてパーソナルトレーニングはあなたに合わせてトレーニングの内容を考えることができます。ですから実際におこなっていただいて確認しながらおこなうことが、効率の悪さにはなりません。
もちろんお話いただいたことは参考にします
本当にご経験がある方などに、不要な時間をかけて内容が先に進まないのも困りますよね。その点も心配する必要はありません。1つ1つ確認などしながら進める基本的な部分は同じですが、出来ていることに不要に時間をかけることはありません。
「競技などの目標」が高いこととトレーニングは別
目標が高いから、トレーニングでもいきなり難易度や強度が高いことをしなければいけないわけではありません。可能なところから1つずつ進めるのに違いはありません。ですからこの点からみても「高め」にお話をされる必要はありません。
意欲や目的意識がより高いとは考えるので
明確な目標があるのであれば、それなりのトレーニングの計画も必要となります。トレーニングの頻度や時間については、それに見合ったスケジュールを提案させていただくかと思います。実際にできるかは意欲があっても現実的には難しい場合もあるかもしれませんので、強制することはありません。
お断りの提案をさせていただかなくてはならないことも
GlimSCパーソナルトレーニングでは、身体の見た目を競う「コンテストに出たい!」そのように目的を限定して言われた場合がそうしたケースに相当します。
なぜなら、そうした方にとって適切であると考えられるトレーニングはおこなっていないからです。そうした場合は「実際にそのコンテスト」に出場されている方などに指導をしていただいたほうが良いでしょう。
どんな目的の方であれ、トレーニングがお客さまの為になって欲しいと考えているので、そのような提案をしています。
まとめ
自分のことを伝えるのは難しいかと思います。特に感覚的なことや、センスが見えそうな内容であれば。でも、少なくともトレーニングの経験はそのまま話ていただければ大丈夫ですし、目的についてもそれは同じです。
そのままを伝えることで、マイナスになることは何もありません。
カウンセリングについては、よろしければこちらも参考にしてください。