GlimSCに限らないと思いますが、パーソナルトレーニングを受けていただく際には事前にカウンセリングをおこないます。その際にどのようにパーソナルトレーナーに自分の考えを伝えたら良いか、あなた自身のことを2つの時間軸に分けて整理をするという話の続編です。
前回はパーソナルトレーニングのカウンセリングで教えて欲しいこと(1)
2つの時間軸「過去〜現在」と「未来」のうちの今回は「過去〜現在」について
あなたの「過去~現在」の情報を教えてください
現在の話として最初に基本的な情報を受付用紙に記入していただきます。
受付用紙に記入をしていただくことは以下のような内容です。
最初はあなたの情報です。
- 名前(本名)
- 連絡先
- 緊急時連絡先(トレーニング中に不測の事態などがあったときのため)
- 年齢
GlimSCの場合、最初に絶対書いていただくのはこれだけです。
他の項目は、
- 身長
- 体重
- 職業
これらの項目は任意としています。トレーニングを進める上で教えていただく必要がある場合はあらためて確認させていただきます。それでも上記の項目の中では「職業をなぜ聞くの?」と疑問に思われる方も見えるかもしれませんね。
仕事は多くの人が1日の中で1番長い時間をしめる活動
1日の大半を占める活動と考えられるお仕事中に、どのように体を使われているかを知りたいケースもあるからです。ですから職業というよりは「座っている仕事なのか?」「立ち仕事なのか?」や「職業特有の姿勢」などがないかを知るために質問をさせていただくことがあります。仕事中の習慣が身体の悩みに影響をあたえていないかの参考とするためです。
怪我や病気(既往歴)について
パーソナルトレーナーはトレーニングをしていただくことが仕事です。ですから怪我や身体に痛みがあっても、その部位に影響が出ない運動や、そもそも運動のやり方が間違っていないか、改善出来る方法はないかということを考えます。ですが痛みの原因、病名をパーソナルトレーナー自身の過去の経験から判断したり治療や診断をすることはできません。トレーニングの前に医師の診断を受けていただいたほうがよいと考えた場合は、まず病院に行くことを勧めさせていただく場合もあります。
それ以外は、
- トレーニングの経験
- スポーツの経験
- 身体を動かすことへの自信
などいくつありますがご自身の経験や気持ちを正直に書いていただければ大丈夫です。
体重を聞いたり計ったりしないの?
これはGlimSCの特徴かもしれませんが、減量を1番の目的とされる方のトレーニングを受けていないため、必要がなければ聞きも計りもしません。もちろんトレーニングを進める場合に必要な場合は、その理由を説明した上で教えて(計測)いただく場合はありますが、少なくとも初回のカウンセリングの際に全ての方の体重を確認するということはしておりません。目標などの前に、まずはパーソナルトレーニングを利用しようと考えるようになった経緯などをお話しください。
次回は「未来」あなたの目標、目的についてお話しです。
パーソナルトレーニングのカウンセリングで教えて欲しいこと(3)