前回は「過去〜現在」のあなたがパーソナルトレーニングを利用しと考えるに至った経緯を教えて欲しいという話でした。
パーソナルトレーニングのカウンセリングで教えて欲しいこと(2)
今回はパーソナルトレーニングを利用することで変えたい「未来」の話です。
パーソナルトレーニングをご利用したい目的はなにですか?
これから「何か」のために身体的な能力などの向上、改善したいと考え、その手段としてトレーニングを選ばれたかと思います。そしてただトレーニングをするのではなく、パーソナルトレーニングを利用してみようと思われたかも合わせて教えていただければと思います。
まず「何か」をお話ください。
「トレーニングの目的」とあらためて質問をされると、ご自身の思いを伝えるのは難しかったり、時には恥ずかしいと感じてしまう方も少なくないかと思います。
カウンセリングの場は自分の考え、気持ちも整理、確認する機会
カウンセリングはパーソナルトレーナーに「トレーニングの目的」やそこへの思いを話ていただく機会ではありますが、ご自身の考えや、気持ちを整理、確認する機会でもあるかと思います。
特に
「1つに決められない!」
「パーソナルトレーニングが流行っているみたいだからやってみたい。」
(CM流しているところより安いし。)
このような思いの方は、そのまま話をしていただければ何が自分がトレーニングでしたいことなのかが分かるかもしれません。
時には、その目的やトレーニング費やせる時間、お金などを考えたると、あなたが現時点ではトレーニングは「無理にしなくても良い」という結論になるかもしれません。
また、難しい用語とかを使う必要もありません。
困っていること、実現したいことを素直に伝えてください
筋力向上とか、あなたにとって直接の動機ではないことを無理に言わなくても大丈夫です。
- 山登りを元気にしたい」
- 子供を車に乗り降りさせるときに腰が痛い
- 強いサーブを打ちたい
のように、「あなたのいまの状況」、「よくなりたい。」を、そのまま書いていただければと思います。
参考となる画像や自分の画像や動画をみせていただくのも
説明がしにくいことなどは、雑誌、写真、動画などをお持ちいただくのがよいと思います。
それは、あなた自身がおこなっているものでもよいですし、そうでなくてもかまいません。自分がこういう動きが苦手とか、そのスポーツの動作が伝わりにくそうなものとかスタイルなど、言葉よりパーソナルトレーナーに見せたほうが早そうな内容のものは、そういった方法もありますよ。
必要なところをパーソナルトレーナーが掘り下げます
簡単に書いていただいた内容から、その情報についてもう少し教えて欲しい部分は質問をさせていただきます。
基本的にはそれに答えていただければ大丈夫です。
「柔軟性を向上させたい!」と書いてあったら、他の情報などとあわせてなぜお客様は「柔軟性なんだろう?」と疑問に思ったら質問させていただくので、あなたはそう思った理由を教えていただければと思います。
そのようにして聞かせていただいた内容を元にトレーニングの提案をさせていただきます。