新型コロナウィルスの感染防止策では個人でできることとして、
「手洗い」「マスク着用」とならんで「身体的な距離の確保」があげられています。
この距離について、厚生労働省のHPでは「できるだけ2m(最低1m)」との記載があります。
他には、「密集」を避ける、「換気」をおこなうなどがあります。
今回は新型コロナウィルス感染防止策の1つ「身体的な距離の確保」での目安2mの距離を保ってパーソナルトレーニングは成立するのかを、GlimSCの場合として書きました。
GlimSCパーソナルトレーニングの場合の画像をご覧ください。
画像では「RDL」という運動をしていただいています。
GlimSCでは新型コロナウィルス以前から、この位置でトレーニングの指導をさせていただいています。
新型コロナウィルス以前と違う点は、右側にいるパーソナルトレーナーがマスクを着用し手袋の準備をしていることです。(時にはゴーグルも使用しております)
パーソナルトレーニング指導中の立ち位置の流れは!
- 背後(2m程度離れた)からバーベルの握り幅、左右の足幅などを確認します。
- 画像のように横に移動し全体を見やすくするために距離をとり、運動中に必要な声かけをします。
最初に背後から確認する主な項目は、運動中に大きく変わらない項目です。バーベルの握り幅を途中が自然に変わることはありませんし、左右の足幅も同様ですが、この際も密接な距離に近づかなくても確認できます。そして動きのある横に位置を変えてフォームを確認するわけです。もちろん背後から見て脚をどのように開いている(閉じている)などという要素もありますが、やはり横から確認する内容の方が多いため横が基本の位置になります。
よくあるパーソナルトレーニングのイメージ画像のように、パーソナルトレーナーが補助はしないのか?という疑問を持たれる方もいるかもしれませんが、補助の必要性がない状況を設定し実施すれば、そもそも補助は不要です。
この画像の運動の場合、ミスが想定されるケースは、
- ラックにバーベルを戻す際、フックにかからずにを落とす
- お客様がバーベルを握る握力が途中で保てなくなった
- 後ろに下がるときに転倒する
いずれの場合も、ラックにはセーフティバーがあり、そこでバーベルが止まるため、お客様の足や体に直接バーベルが乗ってしまうことは起きません。またプログラムの内容が適切で潰れてしまうような重量、回数の設定でなければ、そういった危険性もあらかじめ排除することが可能です。トレーニングの内容と設備が整い、安全が担保され補助の必要性が低ければ、パーソナルトレーナーがトレーニングを受けられる方の密接し背後や近くで補助や時には体に触れたり、声をかけているイメージ画像のような位置に立つ必要はありません。
密接な距離で補助をしていてはフォームの確認は難しい
パーソナルトレーニングを利用している価値の一つはお客様のフォームを確認し声をかけ、修正をするなど、適切に運動を実施ができるようにすると考えています。パーソナルトレーナーがお客様に密接に背後から声をかけているような位置に立つと、である運動中のお客様の体全体が見えず、フォームを確認することが難しくなるためその位置にいるメリットがありません。
補助などの必要がなければ、パーソナルトレーナーはお客様の運動中のフォームがよく見る位置が良い場所となります。
それが多くの運動で「少し離れて横から」と考えているため、最初の画像の位置となる訳です。
新型コロナウィルス以前からこのような方法で行っているため、GlimSCでは密接というこもなく、マスクの着用と手指消毒以外はお客様にご不便をおかけすることもなく、パーソナルトレーニングをご利用していただいております。