筋力トレーニングは適切なフォームで行うことが大切というのはこれまでも書いてきましたし、このブログに限らず、多くの運動指導者がそのように書いたり、言っているのを見たり聞いたりしていると思いますが、今回は適切なフォームは分からなくても、少なくとも間違ったフォームであることは自分でもある程度は気がつくことができるという話です。
膝、腰など体に不安を感じる
痛いなどはもちろんですが、少しでも不安を感じるような場合は、適切なフォームで出来ていいないか意識するところが明確ではないと考えられます。仮に今の強度やごくまれに実施するだけなら問題にならなくても、習慣的に行うようになったり回数や重量を増やしていくと、いずれ痛みや怪我をするようなフォームで実施されている可能性が高いです。
つまり、体に何らかの違和感を感じる場合は、今は痛いとかがなくても適切なフォームで出来ていないと考えて間違いありません。
もちろん、既に怪我をされている場合などはこれには当てはまりませんが。
トレーニングに痛みは付き物と考えない
筋力トレーニングには、「筋肉痛、トレーニングの辛さ」なども含めて、多少の痛みは付き物、仕方がないと思われている方も少なくないようですがそれは間違いです。
「痛み、違和感」は何かが適切でないと考えるべき
痛みや違和感が生じた場合は、何かが適切ではないと考えるべきです。
「今までは何ともなかったのに、重量を増やしたら痛めた、怖くなった」
これは重量を(重り)が悪いのではなく、重りを増やしたことによって適切なフォームで出来なくなったか、元々適切なフォームで出来ていないからです。
怪我をしない、不安を感じないのはどの筋肉に効くと同じくらい大切
筋力トレーニングというと目的の筋肉に効くということが大切なのは言うまでもありませんが、それと同じくらい怪我や怪我の不安のないフォームで実施することが大切です。
ご自身で目的の筋肉を狙う、効くは分からなくても、怪我などの不安を感じた場合には適切なフォームではないと気がつき考えることで、少なくともする必要のない我慢をして筋力トレーニングをおこなう必要はなくなりますよ。