GlimSCでも使用しているTRXがどんな器具かについての記事です。
TRXの利点
オザワが考えている利点はつぎのようなところです。
- 設置が簡単。(持ち運びが簡単)
- 強度、難易度の調整が比較的しやすい。TRX
- 適切でないフォームに気がつける
- 楽しいと感じる人は多いようです。
設置が簡単
設置が簡単です。
使わないときはすぐに外せるし邪魔になりません。お客さまの住宅環境によっては自宅でも取付け可能です。丈夫なドアがあれば、ドアアンカーと呼ばれる、ドアに固定しておこなうことも、最低限のスペースが確保できれば、一般の住宅でもできなくないです。
ちなみにこの点は、ご自宅だけでなくトレーニングジムにとってもメリットです。
器具を追加しなくても体の大きさの違いなど様々な人に対応できる
体力や身体のサイズによって、別のパーツを追加したり、それぞれ買い揃えたりしなくても対応できるところは便利だと思います。
体力に自信のない方にもやさしい器具
トレーニングが初めての方や、自宅などで自重でのトレーニングのみされていた方などは抵抗感が少ないかもしれません。(簡単ということではなく、親しみやすいという意味です)
体力の自信のない方には運動の補助としても使えますし、逆に自重のみで器具を全く使用しないトレーニングでは強度や種目のバリエーションに不足がある人には運動の種類を増やすことはできるので、入りやすいのではと思います。
適切でないフォームに気がつける
全てではありませんし、何も経験のない方では無理ですが、1度適切なフォームを経験できると自分で気が付くことができると思います。
楽しいと感じる人が多いようです
「やった感」という意味からも一般的に受けはいいようです。(運動が好きな人にとっては)
特に好き嫌いに関わらずトレーニング経験の浅い方の場合、バーベルやダンベルなどの重りを用いたトレーニングに比べ、やった感を手軽に体験できるかもしれません。
TRXのデメリット
- 適切なフォームでなくてもトレーニングをした気分になれる
器具の問題というより使用者の問題ですね。
他の記事でも書いていますが、気軽に取り組めるメリットの反面、不適切なフォームでもなんとなく運動をしている形になってしまうとトレーニング器具とはいえなくなってしまう点です。
おまけ
ご自宅などでTRXを使用する場合のドアアンカーについて
本文中でTRXの設置についての「ドアアンカー」について補足します。
下の画像が「ドアアンカー」と呼ばれているもの。
このドアアンカーをドアの上に引っ掛けます。
裏からみると。
ドアアンカーに「TRXサスペンショントレーナー」を取付。
安全の為に、「ドアの強度」、「ドアが開く側に取付けない」など注意をしなければいけないことはありますが、設置と撤去は簡単に短時間できます。購入を考えている方の参考になればと思います。
個人的な感想は
ドア周辺のスペースによりおこなえる種目や強度調整に少し制限が生じます。ドア以外に天井の梁など強度があるところに固定できる場所があればそちらのほうがよいかとは思います。
基本的には普段トレーニングをしている場所が他にあるけれど、そうしたところに行けないときに少しでも身体を動かしたいというような要求を簡単な準備である程度満たしてくれるとは思います。(出張先のホテルのドアとかを用いるとか)