腰・膝・肩など体のどこかが痛い時は、トレーニングをお休みするのは当たり前かと思われる方が少なくないかと思いますがどうでしょうか?
怪我や違和感を感じた選手が別メニューで調整!
別メニューで調整った聞いたことがありませんか?
現在、サッカーのワールドカップが行われていますが、日本代表の冨安選手・酒井選手が別メニューで調整などと報じられていましたね。このような話を聞いても「スポーツ選手は仕事だから無理をしているだけ、一般人の私は休む」と解釈をされる方もいるかもしれません。
でもそうでしょうか?
確かに良い悪いは別にして試合には無理して出場するということはあるかもしれません。でも筋力トレーニングなどトレーニングは、単に鍛えると言われるように能力を向上させるだけではなく、体の調子を整えるための要素の1つでもあります。
今回の話は、医師の診断を受けた上で運動そのものの制限がない前提の話です。パーソナルトレーナーはもちろん治療家の方も診断はできません。
痛い・違和感のある箇所以外の運動はできる
筋力トレーニングに限らずトレーニングでは、運動の種類によって使いたい部位や動作パターンを選択できます。
脚のどこかに違和感があるのであれば、上半身や体幹部をメインとした運動のトレーニングはできますよね?
肩、肘、手首などの調子が悪くても、下半身をメインとした運動のトレーニングはできます。
もちろん、下半身が中心であっても手を怪我してバーベルを持てないと何時もと同じでにはできないかもしれませんが、何らかの工夫や何時もとは違う種目で対応できることも多いはずです。
体のある部分のために全部を休むのは”もったいない”!
パーソナルトレーナーが書いているブログですから当然ですが、何時ものようにできないときこそパーソナルトレーナーは役立つはずです。何時もと同じでなくてもできる工夫をしてくれると思います。
ご自身の動作の誤りを見つける機会になることも
勢いをつけて衝突した・転んだ・捻ったなど、一瞬で大きな力が働いた怪我などと違い、慢性的な痛みや医師の診断を受けた際に「筋力をつけましょう」などと言われているケースの場合は、筋力・柔軟性が十分でなく姿勢や動作に問題があるか筋力・柔軟性に問題なくても姿勢・動作の無意識む含めた意識の間違いです。
いずれにしても、適切な姿勢・動作ができていないことが要因です。
「痛みがない・軽い」など動作による違いに気が付きやすいことも
適切な動かし方で動かした時と、普段ご自身が何げなく動かした時と比較した場合、調子が良いと感じているときには気が付きにくい動作の誤りに、違和感のあるときはご自身で動作の誤りに気が付きやすいことも少なくありません。
シンプルに「痛い」のは自分の体が悪いというよりも、自分の動作が間違いだと気がつけるからです。
調子の良い時には少し位悪い動きをしても気がつけないだけで悪いことをしている事実は変わりません。
何時もと同じことをする必要はない
どこか体に違和感があると、何時もと同じにできないから休もうと考えたくなるのは分かりますが、そもそも何時もと同じように行う必要はないわけです。
- 影響のない箇所だけトレーニングする
- 強度をいつもより落とし動作の誤りなどを再確認する
- 日常生活の動作の問題点を再確認する(パーソナルトレーニングなら)
完全に休むよりも、有意義な時間にすることは工夫次第で可能です。
そもそも
パーソナルトレーニングはあなたに合わせて
怪我をしているあなたに合わせても含まれるわけです。
つまり元気な時以上に工夫をしてくれるはずのパーソナルトレーナーを使わないともったいないですよ。
疲れているなら休むのが1番です
ただ、定期的な頻度でトレーニングを継続されている方が、色々な理屈を抜きに今日は休みたい!と感じたのであれば、違和感などは疲労のサインと考えて休むのが1番であることも間違いありません。
トレーニングが週1回位の頻度であれば、トレーニングの都合だけを考えれば休まない方が利があるかもしれません。でも体のことを考えるとトレーニング以外にも色々なストレスを受けて生活をしているので全体で考えたいですね。
名古屋市昭和区・瑞穂区桜山パーソナルトレーニングスタジオGlimSC
パーソナルトレーナー:オザワ