スポーツなど何かのために目的を持って筋力トレーニングをしようとする方ほど、時々間違えることがある考え方です。
- 普段、その動きはしない
- そこまでの可動域では動かさない。
だから・・・
筋力トレーニングの時にも普段やらない動きはしなくても良い
競技の動きを真似して負荷をかけるのと、ある意味同じ考えの”やらない”選択をしてしまうパターンです。
具体的に書くと、
普段、腕を真上に上げることはない→普段使う高さまででトレーニング
普段、深くしゃがむことはない→スクワットの深さを普段に合わせる
どちらも、普段に動きを近づけるので効率的と考えてしまうことがあるようですがそれは残念な考え方です。
普段、使わないからこそという考え方
競技中にそこまで「深くはしゃがまない、深くかまえない」からこそ、筋力トレーニングでは適切な範囲で可動域を大きくとることが大切になります。
可動域が小さい方が重量を増やせることも要因?
可動域が小さい方がより重い重りを持ち挙げることが出来ます。
もしかしたら、重い重りを少しでも挙げた方が筋力トレーニングになるという考えから、そのような方向になってしまうこともあるのかもしれませんね?
筋力トレーニングとして適切におこなうことが大切
筋力トレーニングを適切におこなうことが大切で、その条件の1つは適切な可動域です。
そうしないと筋力トレーニングで得られるはずの「可動域を向上させる、体が硬くなることは無い」というメリットを得られることが出来なくなりますよ。