トレーニングといえば「スクワット」と言っても過言ではないくらい、トレーニングにあまり詳しくない方でも1番最初にイメージをされる運動ではないかと思います。
ただスクワットは「スクワット=膝が痛い」というイメージを持つ方も、いまだに少なくないようです。
スクワット&膝の痛みはセットではない
「スクワットと膝の痛み」はセットではありません。
スクワットをして膝に痛みを生じるのは「フォームが適切ではない」と考えられます。
「フォームが適切でない」その理由は大きく分けると2つのどちらかです。
- 知らない
- 体の能力に不足がある
知らない場合は、知ることで出来るようになるハズです。
ただ適切なフォームを知っても、トレーニングの際の「頑張り方・意識の仕方」を間違うとムダな時間を使うかもしれないというのが、今回のテーマです。
膝のことは忘れましょう!
スクワットをする時には膝のことは忘れましょう。
「気持ちの問題だから気にするな!」ではないですよ。
「気持ちの問題だから気にするな」という乱暴な話でなありませんので、もう少しお付き合いください。
なぜ膝が痛くなるのか?
膝に負担をさせる必要のない負荷(仕事)をかけていると考えられます。
「膝に余計な負担をかけている」ということはどこかがサボっている?
他の部位の働きが悪いために膝に余計な負担をかけているのであれば、その部位にも仕事をさせることが改善への1歩だと思いませんか?
意識したところを人間は使おうとするので、膝を意識していると元々膝を使い過ぎの人はやっぱり膝を使うことになってしまうのはイメージが出来るのではないでしょうか?
適切なフォームのために必要な意識の仕方は
膝は既に不適切に使われ過ぎなので、膝のことを考えても仕方がありません。
「膝に負担がかからないように」というのは頭の中の考えとしてはOKなのですが、トレーニングの時はこれだけだと「負担がかからないように」は具体的な頑張り方ではないですよね?
気にする必要があるのは負担がかけないために”何をするか”
不要な負担がかからないようにするために、「何をどう頑張れば良いのか」が適切なフォームでおこなおうとする際に必要な意識の仕方です。
「しないように」より「ココを頑張れ」の方が頑張りやすい思いませんか?
膝以外の部位を気にして適切に仕事をさせることで、結果的に膝の不要な負担をかけない適切なフォームで出来るようになりますよ。
今回触れなかった「体の能力に不足がある」場合は、「別の運動・補助を使う」など、難易度を少し下げて少しずつ順番にやっていく方が、適切なフォームで出来るようになる為の近道ですね。