トレーニングやスポーツで”XXしない”とアドバイスをされ、”しない”ように努力してみたけれど難しくなるばかりでどうして良いのか分からなかった経験はありませんか?
”XXしない”は使えるアドバイスではない
トレーニングやスポーツのフォームへの”XXしない”は役にたつアドバイスではありません。
だから、あなたが”しないように”努力しようとすればするほど、”出来ない!”という感覚になってしまったとしてもそれは当然です。
なぜなら
ワザ(故意に)としているわけではないから!
特にトレーニングやスポーツのフォームはそれが不適切でも、それは故意にやっていることはないからです。
なんなら真面目に真剣にやればやるほど、不適切になってしまうことするあるのがトレーニングやスポーツなど体を動かす時に起きていることではないでしょうか?
”したくて”やっているわけではない!
これが上手くいかないと感じている人の気持ちだと思います。
だから、”したくて”やっているわけではない人に”しない!”は何も役に立たないのです。
必要なのは、”しない”ために何をすれば良いか
”しない”は悪いところを見たままに、指摘をしているに過ぎません。
改善のためにアドバイスに必要なのは”何をすれば良いか”です。
”してはいけない””理想的でない動き”をしてしまうには、何か原因があるはずです。
その原因に対して、何か工夫を”する”ことで”しない”状態になります。
”する”ことを努力しても全く近づかない場合は
”する”ことを努力しても全く適切な方法に近づかない場合は、その時点で課題が難しい過ぎるということが考えられます。
その場合は難易度を落とし気に”すれ”ば出来るところから始めていく工夫が必要になるかもしれませんが、努力の仕方が”しない”ではなく”する”であることはどのレベル、段階でも同じです。
他人にも自分にも”しない”ではなく”する”で
言う立場からは”しない”は、何か言ってあげた気持ちになると思いますが、少なくともトレーニングやスポーツの場面では言われた人に役に立つことは少ないです。
表面的な形だけで見るのは少し経験がある人であれば分かることですから、その先のどのように工夫したら”していない”状態になるのかを考えたいですね。
そしてそれが出来るのがプロのコーチではないでしょうか?