トレーニングの目的に合わせた運動(種目)を選んでやってみたものの、なんだか上手くできない。
そんな時に出来るようになるまで頑張る!
という気持ちは大切ですが、
”今はやらない!”→”急がば回れ”
という考え方が、トレーニングの場合も必要ですよ!
できない運動を続けるのはメリットがない
運動が完璧なフォームで出来ないと、全くメリットがないと言っているのではありません。
この記事での”出来ない!”の意味は・・・
得られるはずの成果が得られない位、適切なフォームから離れている状態です。
目的のために選んだ運動であっても、その運動で得られる成果が期待できないフォームでしか出来ないのであれば、あなたオリジナルの別の運動をしているようなものです。
そのデメリットとは
- 怪我のリスクが高い可能性がある
- 適切な時と違う部位の筋肉を使うことが、適切なフォームへの妨げになる
怪我のリスクが高いまま続けるが良くないのは分かると思いますが、使いたい部位ではない違う部位を使うことで違う部位が強くなることで、違う部位を使いやすい体になる可能性が高いです。そうなると、適切なフォームでおこなうのがより難しくなってしまいます。
だからと言って、”出来るようになることを諦めろ!”と言っているのではありません。
出来るようになるための最善の方法は・・・
別の運動に変える!
選んだ運動よりもその人にとって難易度が低く、少し頑張ればほぼ適切なフォームで出来るような運動に変えることです。トレーニングですから簡単にではなく頑張ればです。(頭で悩まなくてという意味では簡単なほど良いです)
できる運動は確実に成果を得られる
出来る運動は、今より良くなるための成果を確実に得ることが出来ます。
理屈では分かっていても、人によっては最初に選んだ運動への期待値に比べると少ない成果に感じてしまうかもしれません。それでも出来ないことをただ繰り返しているよりも確実に成果を得て、やりたい運動をするための体をつくることができます。
「できるorできない」あなたはどちらを選びますか?
トレーニングが趣味の方であれば、怪我をしないようにだけ気をつけて出来るようになるまでひたすらやるという選択をされるのも自由かとは思いますが、パーソナルトレーニングやトレーニングをすること自体が目的ではない方は、急がば回れの方法の1択ですね。