腕立て伏せはという誰でも知っている運動で、体幹トレーニング、筋力トレーニングについて考えてみましょう。
腕立て伏せと言ったら筋力トレーニングですよね?
腕立て伏せは、スクワットと並んで筋力トレーニングの代表的な運動ですよね?
大胸筋、上腕三頭筋を鍛えるための運動と考え、器具も使わずに自宅でも出来るため毎日のようにやっている方もいると思います。
体幹トレーニングってどんな運動
体幹トレーニングに興味のある方が体幹トレーニングに期待をしているのは、「軸がブレない、当たり負けしない、姿勢が良い」などですよね?
そのためには、体幹というと胴体(お腹周り)だけではなく、肩甲骨の動きと股関節まで考える必要があるのは知っていますよね?なぜなら、肩甲骨や股関節も適切に機能することが、それらの動きを実現するためには必要だからです。
腕立て伏せがどんな運動か少し視点を変えて考える
最初に腕立て伏せは、筋力トレーニングとして大胸筋、上腕三頭筋を鍛えるためとして筋肉に視点を合わせていましたが、動きに視点を変えてみましょう。
肩甲骨の動きが大切
腕立て伏せで大胸筋を使うためには、肩甲骨が適切に動く必要があります。肩甲骨が適切に動かなければ、大胸筋を使えないだけではなく、肩に不要な負担がかかるなど腕立て伏せ本来のメリットを得ることができません。
お腹周りと股関節も大切
腕立て伏せの姿勢を維持するためには、お腹と股関節も大切です。
お腹も股関節も余計な動きをせず、お腹(お尻)が下がったり、上がったりしないためには、大胸筋などの筋力だけではなく、お腹や股関節が同じ位置をキープできる能力が必要です。
腕立て伏せって体幹トレーニング?
肩甲骨、お腹、股関節がそれぞれの役割を果たすことが必要な腕立て伏せって、体幹トレーニングと呼んでも差し支えないですよね?
体幹トレーニングがない頃から存在しているからでは?
腕立て伏せは、体幹トレーニングなんて言葉のない頃から存在していました。
今の中高生のお父さん、お母さん世代も、そのまた親の世代まで。
部活、体育、世代によっては罰としてやらされた経験がある方もいるではないでしょうか?
(日本だけではなく、映画トップガンでも腕立て伏せのシーンがありましたよね)
腕立て伏せが筋力トレーニングと呼ばれるのは、体幹トレーニングという言葉がなかったというだけですよね?
筋力トレーニングと体幹トレーニングの比較は無意味
この2つどちらの言葉を使っても良いとは思いますが、2つの言葉を使ってどちらが優れているかを競い、比べることは無意味ですよね?トレーニングに限らず、比べたりする前に言葉の表面的な部分だけではなく中身や背景について理解して使いたいですね。