体のクセ(動き・姿勢)は自分で気がついて気にしている場合もあれば、誰かに指摘されてから気になっているなどの違いはあっても、スポーツをされている方だけではなく多くの方が程度の差はあっても気にされたことがあると思います。そして、多くの場合はクセを指摘されたからと言って気をつけたら簡単に直るものではないという経験もされているのではないでしょうか?
クセは体を動かす技術・センスだけが原因だと考えると
クセを修正しようと、目にみえている動きや姿勢の気になるところを頑張ってみたどうしても出来ない場合、その原因をセンスがないなど技術や感覚の問題と考えていませんか?
”もう少しXXをして!”
と言われて頑張っても出来ない、難しさを感じた時に
センスがない!が結論だと諦めるしかないですよね?
やってみて難しさを感じた時にその原因が”センス”だと言われたら、よほどそのクセで不利益を感じていない限り、修正のために頑張ろうとするよりも、受け入れることを考えるも当然ですよね。
でも本当にそれだけか考えてみませんか?
センス以前に体の状態はどうでしょうか?
センスなど形で説明できない要素ではなく、体がその動き・姿勢ができる状態にあるでしょうか?
分かりやすく表現できるのは、筋力や柔軟性の不足、不要な緊張により動きにくいところがあるなどがあると、体をコンロトールしようと思っても上手くいきません。
例えると、整備不良でハンドルが真っ直ぐの時に真っ直ぐ走らない車を普通に運転をするのは難しいですよね?
センスの良い人であれば、ハンドルを調整してとりあえず真っ直ぐ走るようにコントロールはできるかもしれませんが、その時のハンドルの位置は真っ直ぐの位置にないはずです。
体の状態の変化はセンスではなく努力で改善の余地があります
体のクセをセンスのせいと諦める前に、まずは体がその動きや姿勢をできる状態にあるのかを知ることが大切です。不足している要素を向上させるトレーニングをおこなうことが、クセを修正することに繋がります。
少し時間はかかるけれど諦める必要はない
筋力などは1回のトレーニングで改善することはなく少し時間はかかりますが、確実に改善はします。
どの位の期間とは言えないので、それでも頑張れないという方もいるかもしれませんが、少なくとも諦める必要はないことを知っていただきたいです。