運動や食事について、「XXがよい!」(「XXが悪い!」のような情報を探したり求めていなくても、目に入ってきませんか?Facebookなどでも毎日のようにそんな記事がシェアされていたりしていますよね。
今回はそんな話です。
オザワもトレーニングに関係する情報を発信しています。
そのなかで「XXがよい!」的な書き方は極力さけています。
ですが、XXの良さを伝えようとすると、そう読まれるかもと思いながらも書いています。
いままで書いた記事では、パーソナルトレーナーの利用していただくメリットを書いたものが多いのですが、それ以外で「XXがよい!」的と「XX」に興味がない、避けて通りたい人にはそう感じるかもしれないと考えているものがあります。
「筋力トレーニング」のメリット
こうした記事を書いているのオザワの気持は、一般的に「筋力トレーニングは過小評価」されている。
そのように感じているので、もう少し関心を持っていただけれればと思っています
「やらない理由のほとんどが適切な方法を知らないからと推測される」
頑張って筋力トレーニングをしてみたものの続かなかった人の多くは、適切な方法でおこなわなかったために、メリットを経験されいるからです。
適切ではない方法によりデメリットを経験している
こうした経験は自分だけではなく、恐らく周囲の人にも影響を与えているでしょう。トレーニングをしてどこかを痛めたなどしている人をみれば、元々あまりやりたがらない人にまで敬遠する理由を提供していることになります。
あくまで、オザワの個人的な印象ですが、こんな思考のサイクルができているような気がします。
方法が分からないのでやったことがない
このような方も多くみえると思います。このような方も積極的にしてみたいわけではないので、おこなうことでメリットがあるとしても、何かきっかけがない限り、「筋力トレーニング」をはじめることはないでしょう。
「継続しておこなっている人がすくない」
少なくともパーソナルトレーニングを受けられる方のほとんどが、スポーツクラブなど運動施設に通われた経験があるかたでも、筋トレを習慣的に実践されていた方は少ないようです。
「ストレッチ」のメリットについて
反対に「XXは悪い!」的に読んでいただいている可能性があると考えています。
これは、「筋力トレーニング」と反対に一般的に「ストレッチは過大評価」されているように感じているからです。
ストレッチは手段ですから、ストレッチをすることで得られると期待されている「柔軟性」に関心があるのでしょう。
そして「ストレッチ」は「筋力トレーニング」にくらべて、
「普通の人も運動の経験に関係なく実践されている人が多い」
そのように感じています。
性別問わず筋力トレーニングはしていなくても「お風呂あがりにストレッチ」「スポーツの前後に」のような感じで。
どちらも適切に知ってほしい
筋力トレーニングはおこなう前から避けられてしまうこともあるので、まずはおこなっていただくためのきっかけになればと考えて記事を書いています。
ストレッチは気軽におこなっている人は多いため、期待している効果が得られるか疑問に思う場合や、適切におこなえていない人に、1回でも見直す機会になればと考えて書いています。
ここで、これを書くと更に「ストレッチ」を否定するような感じになるかもしれませんが、
怪我のリスクを減らす可能性が高いのは?
ストレッチに怪我の予防を期待されている人は、筋力トレーニングに期待している人より多いかもしれませんが、適切な筋力トレーニングの有効性は認められていますが、多くの人がされている「静的なストレッチ」それだけでは怪我のリスク低減を期待できないようです。
これだけで、「筋力トレーニングは良い」、「ストレッチは悪い(意味がない)」は短絡的でしょう。
どちらが「よい、悪い」ではなく、今の自分になにが必要なのか
情報だけをあつめれば、筋力トレーニングを薦める情報ならそのメリットが、ストレッチを薦める情報ならそのメリットを書いてあると思います。
あなたの身体を向上させるためにどのように取りれるか
他にこのサイトでとりあげてきた、「体幹トレーニング」なども過大評価的な扱いをされているかと思います。いろいろ効果があるとされているものから、あなたに必要なものを選ぶ。そうした目をもたずに、溢れる情報の「良い」「悪い」に振り回されると、気が付いたら1年前と反対のことをしていたなんて笑えないこともおきるのではないでしょうか?
こうした例で分かりやすいのは「炭水加物抜き」「糖質制限」
そもそもその人の現状の栄養バランスや身体をどのくらい動かしているかなどを考えずに、炭水加物を「良い」「悪い」、「抜く」「抜かない」を言っていても仕方がないですよね。
まとめ
「筋力トレーニング」も「ストレッチ」も手段です。
それぞれの適切な情報を知った上で、自分に必要なものを取り入れたいですね
「情報を選択をし、あなたに必要なものを提案させていただく」
これもパーソナルトレーナーの役割だと考えています。
まとめ2
蛇足かもですが、ストレッチに関連して少し。
・ヨガのポーズをとりたい。
ヨガでポーズありきになって無理やりでもポースをとるのは、本来の目的と違うのではないでしょうか?(自分の領域外なので分かりませんが)その結果として身体を痛められて「ヨガは・・・」みたいなのは、「筋力トレーニング」を誤ったフォームでおこない腰をいため、「筋トレは・・・」と同じだと思います。わりと良く聞く話です。
オチはありませんが、ヨガの先生で自慢げに難しいポーズをプロフィールに使っている人はあんまり信用できない気がします。