何歳だから、30代だから、40代だから、50代だから、60代だから・・・。
トレーニングを何も考えずに、年齢から内容を決めてしまう必要はないという話です。
何歳だからこのくらいの運動で?
年齢を理由に、おこなう運動の種類を限定したりする必要があるのだろうかという内容です。
「脚を鍛えたい」と考えたときにどうされますか?
筋力を向上させたいなら、ウエイトトレーニングがよいのだろうけど、そのようなトレーニングは若い人やスポーツ選手のように運動が得意な人のためのじゃないの?と考えられるかたが、まだまだ少なくないと感じています。そして、ウォーキングなどを選択されるかもしれませんね。
(ウエイトトレーニングとは、重りを負荷にした筋力トレーニングのことです。自分の体重を負荷とした運動もウエイトトレーニングです。そう聞くと以外に気軽にできそうな気がしませんか?)
年齢や運動経験を気にして、はじめることを迷う必要はない
トレーニングはあなたの身体的な条件に合わせておこなえます。ですから、年齢もあなたの体力や健康状態などの1つとして、考慮すればよいのではないでしょうか?
なぜウエイトトレーニングをするの?
なぜおこなうのか、どのようなものなのか少し考えてみましょう。
何かよいことがあるの?
その役割について考えてみましょう。
適切におこなうことで筋力だけではなく柔軟性も向上させます。そのことで、怪我のリスクを減らしたり、競技や元気に生活するための身体をつくることができます。何歳だからではなく、その人が望むような活動ができるために必要な体力をということです。
気になるのは安全面ではないですか?
トレーニングの効果についてはなんとなくは分かっていても、次ぎのような部分が誤解?されいるように感じ、このことが、トレーニングが敬遠される理由の1つになっていると感じる部分です。
スポーツより安全におこなえる
無理なことはしないという選択が可能です。安全第一でその方が頑張ればできることを、無理ではなく努力しておこなうものです。スポーツ選手でも、身体を鍛えるはずのトレーニングで怪我をし、試合に出られないようなことがあってはいけないので、そうした意味で全ての人にとって安全である必要があると思います。
(もちろん、年齢があがるほどすでに身体の調子が優れない部分をお持ちの方は多くなります。そうしたことに対する注意はより必要になると思います。)
「トレーニングが安全ってどういうこと?」
経験的にそのように考えられる方も少なくないかと思います。
例えばスクワットがよいといわれて自分でおこない「膝が痛く」なった。そのような経験をされている方が残念ながら少なくない数の方いると思います。
「確かに脚は鍛えらるのかもしれないけれど、膝にも悪い」
このような経験をされた方からすると、「トレーニングが安全」といわれても納得していただけないのは、もっともだと思います。ですがスクワットで膝が痛いというようなケースは、適切なフォームでおこなえばおこらないことです。(運動する前から痛い時は、その限りではありません。)
トレーニングを適切におこなうとは、安全であるということも含まれている
身体に不要な負担をかけない効果的なフォームでトレーニングをおこなうことは、とても重要なことです。自己流でおこなってみて上手くいかないかたは、パーソナルトレーナーをそうした視点で利用してみるのもよいかと思います。
ウェイトトレーニングは効果的で効率がよい
筋力を向上させようと考えた時に、効率的な方法です。これは多くの方がおこなわれているウォーキングやジョギングでは多くは期待できないことです。特に30代以上では筋肉の量は何もしなければ、年々減少することが分かっています。
「脚を鍛えたい」だから毎日歩く、走る。
ウォーキングもジョギングも気分転換や心地よさなどよいところもあります。でも「鍛える」ということが「目的」であれば、筋力トレーニングのほうが効率がよいですし、膝など身体を痛めるリスクも少ないです。
この部分は、よろしければ以下の記事を読んでみてください。
関連記事:トレーニングなどなにもしてこなかった40代、50代の方へ
まとめ
トレーニングを「安全面」への不安から敬遠されてきた方も少なくないかと思います。それは、頑張ってしまう年代だからなおさらかもしれません。
安全にも配慮したトレーニングがおこなえるのがパーソナルトレーニング
最近は、パーソナルトレーニングやパーソナルトレーナーの役割がこうしたことから離れているような気がします。少なくとも普通の方やスポーツ選手などの場合、トレーニングが身体に悪影響を及ぼすリスクを生じさせるのは、どんな目的や目標であれあってはいけないと考えています。そして、そのために適切なトレーニング(安全で効率的)をおこなっていただくのがパーソナルトレーニングだと考えています。(お客さまに無理をすすめるなんて論外です。)
また時々、何々向けのトレーニングのようなものに、ゴルフ向け、テニス向けのように年齢が入っているのを目にすることがあります。でもそうした分かり易さにも違和感を感じます。
パーソナルトレーニングは、「あなた向け」でおこなえることが全てではないかと思います。
そのように考えても、年齢で区切らなくても同じ方なら若いうちから始めておくと、覚えた経験は年を重ねても使えるので、イロイロな意味で楽なのは間違いないかと思います。