スクワットや腕立伏せをやりたい時にやってもトレーニングではない

ＧｌｉｍＳＣパーソナルトレーニングでは、トレーニングが効率的であるようにと考える１つ理由は、目的であるスポーツ、趣味、仕事などの時間を奪わないためと考えています。

でも、トレーニングで成果を得たいのであれば脇役ではあるけれど、何でもよいわけではありません。

成果を期待するのであれば、脇役であってももその他大勢ではなくそれなりの役を与えて欲しいと考えます。

そうした役もあたえてもらえずに、

「トレーニングをしたけど効果がない」

というのは、トレーニングがカワイソウではありませんか？

なぜならそういう人は、「そもそもトレーニングをしていない」からです。

（ちなみに今回の話は、やり過ぎなくらいの方ではありません。）

筋力トレーニングでおこなう運動さえしていたらＯＫ？

たとえば、スクワットや腕立伏せなど筋力トレーニングでおこなう運動があります。この運動をおこないさえすればトレーニングになるわけではありません。パーソナルトレーニングを受けられて適切なフォームでおこなっていただけたとしても、それは「適切なフォームで運動をした」です。

１回だけならただの運動。連続して進行形であることが大切

スクワット、腕立伏せどんな運動であろうと、１回（１回しゃがんだだけという意味ではありません。）ではその日にスクワットをしたというだけでしかありません。今日はスクワットと腕立伏せをそれぞれ合計３０回したというだけです。

連続しているって何？

その運動をした日から、適切な日にちを明けて再びスクワットと腕立伏せをおこなう。こうした繰り返しが「トレーニングをしている」と、いうためには必要です。そして、その適切な間隔もトレーニングの１部と考えて欲しいです。だから、「トレーニングをしている」はしない日も含めての話になります。

月に１回くらい思いついてジムに行かれる方がされていることは

筋力トレーニングの運動をしても、トレーニングではなく運動をしていると考えていただけたらと思います。

イジワルなことを書きますが、「トレーニングをしている」とは言って欲しくないですね。

そうしたジムの利用の仕方が悪いということではなく、あくまでトレーニングではないよ！という話です。

関連記事：トレーニングのつもりの「自己流の運動」その違いわかりますか？

スポーツに役立つためにトレーニングを考えるのであれば

トレーニングで具体的に改善する必要があることが、筋力の弱い部位を強くすることだとします。そうした方の場合、普段は強いところを習慣的に使ってスポーツをされているわけです。ということは、そういう人が弱いところを強くするには、スポーツなどをされていない人よりも苦労する可能性があることが想像できませんか？

主役を引き立たせたければ脇役も大切に

スポーツって主役は色んな意味で強力なんですよね。ですから、それを引き立たせるためには脇役がその他大勢ではバランスが悪くないでしょうか。適切なタイミングに効率のよいトレーニングを継続しておこなう。本当に脇役（トレーニング）で主役（スポーツ）を引き立たせたいのであれば、そうしたことが必要かと思います。

（むやみにトレーニングの時間を増やせということではありません。それだと主役を食ってしまうになってしまいますね。）

役に立たないのであれば色んな意味でもったいない

筋力トレーニングの運動をたまにおこなっても、トレーニングの効果を期待されるのであれば、その人のためには役立つとは言えません。ですから、その労力は1回だってもったいないと思います。その時間で、練習をもっとしたり休まれたほうが、恐らくメリットがあるのではないでしょうか。ですから、せっかくトレーニングに興味をもちおこなうのであれば、それなりの扱いをしないと、イロイロともったいないことをしていることになると思います。