健康的という言葉、パーソナルトレーニングだけではなく、いろんなところで使われる言葉です。でも具体的にどういうことを指しているのか、よく分からないと思いませんか。そして、知らない人が「これ健康にいいよ」って勧めてきたら、「うさんくさいなあ」と、思ってしまうのは私だけでしょうか?(苦笑)
人の不安をあおるような部分もすこし感じるので、自分では慎重に使いたい言葉だと考えています。
そこで、今回はGlimSCパーソナルトレーニングが健康的という言葉を使うときに、どんなことを伝えたいのか書きます。
適切でないと身体に悪い影響があたえる可能性がある
悪い影響をあたえない為にも、トレーニングは適切におこなう必要があります。
2つの面から考えることができると思います。
- トレーニングが怪我や身体の不調の原因にならない
- トレーニングの成果が、怪我をしにくく、強い活動的に動ける身体をつくる
(これは、Topページのポイント1にあげています。)
では、それぞれを説明してみます。
1.怪我や身体の不調の原因にならないように
運動を適切なフォーム、強度でおこなっていただき、トレーニングをおこなったことが怪我や身体の不調などの原因にならないようする必要があります。どんなによいとされる運動であっても、それが適切なフォームでおこなえていることが大前提になります。ここをおさえずに、運動の強度などを高めてしまうと、本来の効果が得られないばかりか、トレーニングで怪我をしてしまう可能性が生じます。
このようなことを書かなければならないのは、そういったケースをみることがあるからです。
正しい方法を知らない場合のトレーニングのイメージを2つのタイプに分けてみました。
タイプ1:キツク感じることが目的になっていませんか?
「トレーニングはキツイと感じないと効果がない」
これは、必ずしも間違いではないと思うのですが、いつのまにかキツク感じることが目的となっていませんか?
- 身体に不要な負担をかけて、怪我しそうなキツサや怖さを感じている
- 量をもとめて回数にこだわり運動をしている
楽をして効果をだそうとか、都合のよい話を書いているわけではないことも理解していただけたらと思います。その頑張りをより効果的な方法でおこなうほうに向けていただけたらと思います。
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関連記事:筋力トレーニングはスポーツが苦手でも
タイプ2:身体を壊す(悪い)からいやだ
身体に感じたことに正直でとてもよいことだと思います。でもそれは、トレーニングが悪いのでしょうか?
「適切なフォームでおこなえていない」
これではどこか痛めてもおかしくないと思います。そして、是非適切なトレーニングを知っていただきたいです。なぜなら、何が身体に悪くて何が大丈夫か感じる力もあると考えられるからです。
トレーニングの役割は目的のために身体の準備を整える
何かをするための準備ですから、それで怪我などをしてしまうのはあってはならないことです。キツくて体調を落としてしまったら、何のためのトレーニングか分かりません。
2.成果が身体を使って活動的に動く助けとなる
GlimSCパーソナルトレーニングでおこなっていただく内容は、筋力トレーニングを中心とした運動です。
それらの運動で可能なことを並べてみます。
- 筋力の向上
- 柔軟性の向上
- 身体組成(筋肉量の増加、体脂肪率の減少)
以下の要素にもよい影響があるとされています。
- 骨密度、 靭帯、腱、軟膏
運動能力にもよい影響をおよぼします。
- 垂直飛び、ランニングスピード、テニスのサーブ速度向上
(これらは、トレーニングとは別にそれぞれの練習をあわせておこなう必要があります。)
これらの成果を、できるだけ効率良く得られるように考えています。
安全に効率よくおこない成果を得る
怪我や体調を崩すことなく(悪い反応)、筋力や柔軟性の向上など(良い反応)が得られる。
その結果、怪我にも強い(健康的)な身体がつくられる。
これが、トレーニングでの健康だと考えています。
まとめ
適切なフォームでおこない、怪我をしそうな感じがしなければ、その時はキツクても次ぎも頑張ろうと思えます。でも、悪いフォームでおこなうと、本当にイヤなストレスが精神的にも身体にも残り、トレーニングをすることが怖くなったり、本当に怪我をしてしまい、やめてしまいたくなるのは当然だと思います。