あなたの目的と体力に合わせておこなう運動の種目が決まったら、次は順番、回数、セット数、重量など決めて、プログラム(一般的にはメニューとも言いますね)を作成します。
ここまできたらあとは実施にトレーニングを始めるだけですが、
運動のフォームが大切!
個別の運動のフォームが適切でなければ、トレーニングで成果を得ることはできません!
動作によって、筋肉などには適切な刺激を与え、関節には不要なストレスを与えないことが重要となります。適切なフォームでなければ目的とする筋肉群に刺激を与えることができませんし、関節に不要なストレスを与えれば「膝が痛い」など、健康のためにはじめたはずのトレーニングで、怪我をしてしまうかもしれません。
運動の名前は成果をあげる呪文ではない!
「腕立て伏せ」で「大胸筋」、「スクワット」で「お尻」をなどと言っていても、「腕立て伏せ」や「スクワット」と言って唱えれば狙った運動になるわけではありません。運動の名前に効果があるわけではないので、肝心の動作が適切であることが大切です。
とにかく、「腕立て伏せ」「スクワット」など名前を知っている運動を回数を沢山やる方法で頑張られる方も少なくないようですが、どのようなフォームでやれば良いかを知るのもトレーニングを始める際に必要なことです。特に、トレーニングで体に違和感を覚えた場合は、その運動はそういう運動(違和感も仕方がない)ではなく、適切なフォームでできていないと考えていただいて間違いありません。直ぐに中止して何らかの方法で適切なフォームを知るところからはじめましょう。適切なフォームをアドバイスするのもパーソナルトレーナーの仕事です。