筋力トレーニングも持久力トレーニング(有酸素運動)もしたことがなく、「持久力だから、持久力トレーニングの一択でしょう!以上。」と、考える方に今回の記事は読んでいただきたいです。
持久力は多くの場合
「疲れにくい≒持久力がある」
「疲れやすい≒持久力がない」
という意味あいで使われてることが多いようです。
例として、持久力がない場合に起きるのは、
- ゴルフで前半は良くても、後半崩れる
- フットサル、サッカー、バスケットボールで後半走れなくなる
疲労が要因で、後半に体が動かなくなる状況です。
持久力だから、筋力トレーニングではなく有酸素運動(持久力トレーニング)か?
理想だけを言えば結論は、
両方を適切に計画的に実施できると良いです。
ただ、これまでどちらのトレーニングもしていない方が、いきなり両方というのはハードルが高いかもしれませんね。
「持久力≒有酸素運動」という考えで質問をいただくことが多いので、今回はあえて筋力トレーニングも一般的に言われる持久力に貢献できることを知っていただきたいと考え続きを書きます。
疲れている時どんな状況?
「疲れ」と一言で表現してきましたが、具体的にどのような状況か掘り下げてみましょう。
- ゴルフ
後半崩れる要因は、スイングが崩れてミスショットが増える - フットサル
試合終盤になると前半追いつけた対戦相手やボールに追いつけない。
ゴルフのスイングやフットサルでボールに追いつくための走りという動作は、筋肉が動いたことで生じています。その筋肉が疲労のため前半ほどの働きができなくなっていると考えることができます。
余裕があれば、疲れるほどの力を出さずにすみ、疲れても影響が出にくいという戦略
ここでの余裕とは「筋力」「スピード」です。
現状90〜100%で行わなければできない速い動作を、70〜80%でできるような「筋力・スピード」を手に入れるという戦略はどうでしょうか?
ゴルフであれば、現状と同じ距離を今より軽く振っても出るようになれば、後半に疲労してスイングが乱れるという影響を減らすことも可能だとは思いませんか?
フットサルであれば、元々のスプリント能力を前半は全力を出す必要がないくらいに高めておく。(実際はより飛ばしたく、より速く走りたくなるかもしれませんが)
そして、この能力の向上に影響が大きいのは2つのトレーニングを比較した場合、筋力トレーニングです。
パーソナルトレーナーというと、どうしても筋力トレーニングのイメージがあるため、ただの筋トレ推しかと思われる方も見えるかもしれませんが、有酸素運動も含めてその方の目的にあった適切な提案と指導をしています。