スポーツやトレーニングの前のウォーミングアップは大切です。
ただ、ウォーミングアップはあくまでウォーミングアップという認識も大切です。

そもそもウォーミングアップって何のため？

ウォーミングアップは、そのあとにおこなうスポーツやトレーニングをパフォーマンスが高い状態で行うことができる体の状態にするための準備です。ウォーミングアップは、あくまで後におこなうスポーツやトレーニングのためです。

トレーニングの時間・効率を奪ってしまうようでは本末転倒

トレーニングのためにウォーミングアップをしっかり実施しようという考えはいいと思いますが、色々取り入れ過ぎたり、取り入れ方に工夫がなくトレーニングの質を落としてしまっては本末転倒です。

ありがちなのは、

1. トレーニング全体の時間が無駄に長くなる
2. ウォーミングアップに時間をかけ過ぎ、トレーニングの時間が短くなる
3. 疲れてしまい、トレーニングの効率が落ちる

1、２の「時間」の話は、トレーニング時間に制約のない、もしくはトレーニングには必要ならいくらでも時間を使うという愛好家の方であれば時間のことは気にならないかもしれません。

3の「疲労」の話は、「そんなことあるの？」という項目かもしれませんが、ウォーミングアップに不要な運動を取り入れることで、トレーニング全体の効率を落とすということはありえることです。

次回の記事でもう少し細かく書きたいと思います。

「ウォーミングアップは大切」と考えている人がやりがちな残念なこと（後編）