以前よりは少なくなくなった気もしますが、時々話題になるテーマ。
最近では、オリックスバファローズの山本由伸投手が「ウエイトトレーニングは一切しない」と言っているのが話題となっているようです。その一方では、同じく今年も活躍された大谷選手をはじめ多くの選手がウエイトトレーニングをしていることも知られています。
こういった”今”活躍している現役の選手が話を聞くと、自分は一体どうした良いのか分からなくなる人もみえると思いますが、何が正解なのか、そもそも正解はあるか考えてみましょう。
現状に満足していないなら、やったほうがいい
あなたが現状に満足していないなら、やったほうがいい可能性が高いでしょう。
ただし、満足していない部分をウエイトトレーニングが解決してくれるのを考えてみても良いと思います。
あなたは体が強いですか?
あなたは理想に選手や身近なライバルに対して、体では負けないと言えるぐらいの自信がありますか?プロ選手を見ると、プロにしては細いとか小柄とかはあってもそれはプロの選手の中での比較であって、今はまだ普通の人であるあなたと比べたら大きいとか強そうに見えませんか?
プロの選手やプロに進めた先輩に比べたら自信がないならやった方がいいでしょう。
そうではないのであれば、急いで取り入れるのはウエイトトレーニングではなさそうです。
そのスポーツの練習や練習の仕方を見直して、技術や駆け引きなど選手としての技術を高めるための努力が1番必要なことかと思われます。
現状の成績、方法で満足していてもやったほうがいい
何だよ。結局はウエイトトレーニングの側の人間はそれかよと思われるかもしれませんが、それでもその理由だけは知ってほしいです。
怪我が少ないのも能力のうち
先ほど、体が強くと書いたのもこれがあるからです。
単純に力があるとか、脚が速いとか、体が大きいではなく、強い。
怪我をしない、少ないのも選手として大事な条件です。
怪我して試合に出られなければ
日本ハムの監督に就任した新庄監督は「怪我をしたら一般人」という表現をされたそうですが、怪我をしてしまったら能力は発揮できません。
ウエイトトレーニングは、あなたのスポーツの成績そのものに直結する能力の中で最優先でやらなければならにことではないかもしれませんが、適切な方法でおこなえば怪我をしにくい体を作るのに役立つ方法です。
できるだけ長くスポーツしたくないですか?
選手として長く続けるためには各段階で一定以上の成績を残さないといられないので、まずは選手としての能力を高めることが最優先なのは間違いないと思います。ただその場合でもあなたでも長くそのスポーツをしたいのであれば、やっぱりウエイトトレーニングは取り入れることをお勧めします。怪我のリスクだけではなく、年齢とともに落ちていく筋力などを補うことができるからです。
全てにスポーツ選手に有効です
ウエイトトレーニングが成績を向上させるために最優先する必要があるトレーニング方法なのかは、種目や個人の状況によって違うのは事実です。
それでもウエイトトレーニングは、全てのスポーツ選手に有効なのは間違いありません。
選手としての体を維持するための最低限の習慣として認識して、ウエイトトレーニングを取り入れてもらえると良いと思います。