2015.01.31 / 最終更新日: 2022.05.20

継続がパーソナルトレーニングの1番の目的ではありませんが

今回の内容は、体重だけを気にする方には必要のないことかもしれません。
また、パーソナルトレーニングに限った話ではなくトレーニングをする場合の考え方です。
トレーニングの効果の生じかたから、継続することの必要性を書きます。

トレーニングを始めたばかりの人の身体におきること

最初の数ヶ月は何をしても変化が生じやすいです。ですがそれは、身体の変化のほんの始まりにしか過ぎません。

初期の段階では神経的な要因の改善が大きな要素をしめるといわれています。簡単に書くと、筋力が少し向上したとしても、筋肉の量が増えた結果というよりは、今ある筋肉を使えるようになったりトレーニングに慣れてテクニックが身に付いてきたからということです。

使っていない機械が錆びるように、動かしはじめは調子がでない

例えとして異論もあるかもしれませんが、運動を何もしていなかった人がトレーニングをはじめた数ヶ月というのは、お正月休みに家でゴロゴロしていた人が会社が始まり、初日は少し調子がでないと思います。でも、仕事を再開して２、３日と経つうちに、本来の調子に戻ってくるような感覚だと思っています。（最初から全開でバリバリ働けるという方には当てはまりませんが・・・。）

パーソナルトレーナーからみると単純にもったいない

２～３ヶ月でトレーニングを中止してしまうのは、せっかくトレーニングにも慣れ身体の準備が出来たところで中止してしまうということです。

「これって非常にもったいないと思いませんか？」

もったいないと思う理由は、気持ちの問題だけではありません。

中止すれば、少しづつ成果は失われる

ディトレーニングといって、短期であろうと長期であろうとトレーニングを中止した場合、得られた成果は少しずつ失われてしまいます、

「やめても体重を維持しているから、そんな話は私には関係ない」

そのように考えるかたもいるかもしれませんね。

しかし、今回の話は食事制限をして体重を減らしたかたが、それを止めておこるリバウンドと呼ばれるものとは別の話です。トレーニングと体重はいったん切り離して考えましょう。

（もちろん、体重だけを気にされているのであればこの記事は必要ありません。）

忙しくても週に1回程度を保っていれば、数ヶ月頑張ったことはムダになりません。ムダにならないというような消極的な意味ではなく、その人のペースで向上を続けることは可能です。もちろん、時間に余裕ができたり、頑張ろうと思い、トレーニングの頻度を増やすようなことがあった時も、以前より１段高いところから始めることができます。

なにごとも最初が肝心

最初に書いたように、何もしていない人は何をやっても最初はある程度なんらかの効果がでます。でも、GlimSCパーソナルトレーニングでは、長期的にせいかを得るためにも最初の数ヶ月は特に大切だと考えています。

苦手な動きなどに気づき改善し、適切なフォームを身に付ける

短期での結果を焦り、

「つらくて何をしているのか分からない」

ようなことはしません。

一生付き合うご自身の身体を感じていただきながら、適切な強度ですすめます。

軽く感じても成果がないわけではない

キツクないというのは、トレーニングではないように感じられるかもしれませんが、そういうわけではありません。その人がその期間に得られるであろう成果をあげるために適切な強度があれば十分なので、ムダにキツイことをしなくてもよいのではという話です。

継続したときに差がつく

どんな方法をとっても、短期では大きな差は生じないかもしれません。

でも続けるほどに明確に差が生じます。確実に運動のフォームなどを身につけた人には以下のようなメリットが生じます。