今回のテーマは、サイト内の「よくある質問」にも書きましたが少なくない数の方からご質問をいただくため、あらためて記事にしてみました。
「適切なトレーニングがおこなえる」
「トレーニングのプログラムに悩まなくていい」
質問の文章に正確に答えると、おそらく質問された方が期待される効果と考えるものと違うのではないかと思います。
パーソナルトレーニングはトレーニングを適切におこなための手段
トレーニングは適切におこなわないと期待した効果を得ることができません。
自己流ではなかなかできない部分をサポート
目的にあった運動の選択、フォーム、負荷の設定など、トレーニングを効果的にすすめるために必要な要素がいくつもあります。それを自分で調整することが自信をもってできる方は、パーソナルトレーニングの必要性はないかもしれませんが、多くの方は断片的な知識を元にトレーニングをされているのではないでしょうか。
ではトレーニングの効果とはどんなこと
筋力トレーニングの場合は、
筋力向上、筋肉を大きくなどの効果があるのは、誰もが知っているのではないでしょうか。
トレーニングの場合、効果とはこうした運動から得られる成果のことです。
なぜ効果が得られるのか?
身体に筋力向上や大きくするためには適した刺激(ストレス)が必要です。そのための刺激がトレーニングです。刺激により、適応という反応が身体におこります。そういた刺激に適応した状態が、トレーニングの効果とよばれるものです。
目標とする効果が違えば必要な刺激も違う
筋力向上させたいのか、大きくしたいのかで、身体に与える必要がある刺激は変わります。それはトレーニングの最適な方法が変わるということです。これはほんの1例ですが、パーソナルトレーニングではそうした違いに合わせておこなっていただいています。
「頑張れ!」ではなく、効果が得られる方法を
トレーニングで目標の回数まであと1回になった時に、
「あと1回!頑張れ!」
ただの応援ならば、パーソナルトレーナーよりも親、友達や先輩など、親しい人のほうがよいのではないでしょうか。男性なら彼女に言われたら、いつもできない1回ができるかもしれませんね。どちらにしろ他人であるパーソナルトレーナーに言われるより、力になるでしょう。そういう応援が必要なときって沢山あります。
でも、トレーニングであれば「その1回」に頑張る理由が必要ではないでしょうか。
キツければよいってものではない
あなたに必要な、目標のために適した刺激(安全で適切なフォーム、負荷など)で効率的にトレーニングをおこなう必要があります。キツければ何でもよいのであれば、パーソナルトレーニングは必要ないですよね。サボらないためのお目付け役だけであれば、友達、厳しい親や先輩でもよいのではないでしょうか。
パーソナルトレーナーは客観的な立場で
よい意味でパーソナルトレーナーは他人です。あなたとの関係は、トレーニングが少しでも役立つためにどのように進めたらよいかという視点から考えます。ここからは、オザワの場合ですが、「頑張れ!」という言葉を多く使わないようにしています。多くの方は、そんなことを言わなくても、十分に頑張らないとできないことをしていただいているからです。
(応援の前に、もっと効果的なシンプルなアドバイスはできないか考えているという意味で、現実はそこまでクールではないのでご安心ください。)
まとめ
- パーソナルトレーニングは効率のよい、効果的なトレーニングのための手段
- 効果を得るためのフォームや負荷など目標のため適切におこなってくれる
このように、考えていただけたらと思います。
パーソナルトレーニングの効果については、こちらの記事もよかったら読んでみてください。