ご自身でパーソナルトレーニングを受けたことがない方でも、友達や知人に実際に受けている、受けた経験がある人がいるなんて方も少しずつ増えているのではないでしょうか?
そうした影響から興味を持たれ、
「機会があれば体験トレーニングくらいどこかで受けてみたい」
そんな流れから、このサイトを見ていただいているかたもいるかもしれませんね?
パーソナルトレーニングの情報を探してみると、「健康のため」であったり「加齢にたいして」であったりする記事をみかけることもあるのではないでしょうか?トレーニングがその方の目的に役立つことであれば、どんな目的が良いか悪いかなどはないと思います。それでもオザワは「健康のため」という表現は間違いではないかもしれませんが違和感を感じてしまうときがあります。
パーソナルトレーニングを受ける方が意識されるのはありがたいです
今回の話は、パーソナルトレーナーなどが使うことに対しての違和感です。体力維持や向上を健康の1つと捕らえて、パーソナルトレーニングを受けられる方に対してもの感覚ではありません。そうしたご期待に沿えるような内容を提供したいと考えています。
「健康のため」ってトレーニングの目的としてどうなんだろう?
健康を意識せざるをえない状況かどうかや、年代によっても大きく違いがありそうです。
そして、
健康の意味って広いですよね?
「健康」という言葉を調べるとウキペディアでは、
心身がすこやかな状態であること。
WHOの健康の概念は、
身体的・精神的・社会的に完全な良好な状態であり、たんに病気あるいは虚弱なことではない。
と書かれています。
こうした意味に照らし合わせると、
可能なのは健康の1部
トレーニングが健康と言われる要素のなかで、1番に貢献できるのは運動に関係する部分が主ではないでしょうか。ここでの運動とは、日常生活に必要な「歩く」「立ち上がる」などを含めた話です。たしかにパーソナルトレーニングのなかでおこなっていただく筋力トレーニングは心身症とうつ防止につながったり、精神面や認知機能にもよい影響をあたえるというような話もあります。また、心臓血管系にも良い影響がある(可能性がある)とされています。いろんな側面で健康面でプラスになるのは間違いはありません。
だからこそ、安易に健康のためという言葉を使わなくても、トレーニングの良さを伝えることができのではないかと思うわけです。
(極端だけどよくある例として、スポーツクラブや公共の施設などで器具を独占したり、壊れるんじゃないかというような扱いをされている方は、個人的にはとても健康とは思えません。)
イメージが悪くない言葉とトレーニングを結びつけているだけでは?
適切な表現が思い浮かばなかったのですが、こうしたAさんとBさんのやり取りを見たらどう思いますか?
Aさん:「あなたは健康でいたいですか?」
そのように聞かれて、健康でいたくない!って人はあまりいないのではないでしょうか?
聞かれたら、
Bさん:「まあ、健康でいたいですね。」
Aさん:「そのためにはトレーニングが。。。」
このような提案って言ってることが仮に間違ったところがなくても、オザワ的にはアウトです。
健康って言葉をこのように使うのは「反則」という気がします。
できることを現実的に認識し目的にすれば
健康などというアイマイで大きな意味の世界ではなく、トレーニングで可能であったり、可能性が増えるかもしれないことにシンプルに目を向けたほうがよいと思うのですがいかがでしょうか?現状でも、その1番得意なことすら十分に伝わっているとは思えないですし。(いろんな可能性を研究する科学者の方は別ですが。)
だからと言って価値がないわけではない
ネットで買い物ができたり、バーチャルな体験ができようが、自分の身体を動かして何かをしたい人にはトレーニングは役立つ可能性があるものです。そしてそれは十分に価値があることだと思います。そうしたシンプルな話でよいのではないでしょうか。
まとめ
トレーニングって好きか嫌いかは別にして、人に言われておこなうのではなく、自分で何かを変えたい、向上させたいって考えている人以外は無理におこなはなくてもよいと思うんですよね。そういう人を、トレーニングをしてもらうために、「健康」って言葉で関心をもっていただこうとするのはなんか違うなという話でした。
ちなみに、オザワがトレーニングと健康的という言葉を一緒に使うときはこんな意味です。
「トレーニングが身体の健康にマイナスの影響を与えてはいけない」
意識を高くもって、向上したいと思ってはじめたトレーニングが、その方の健康を害するものにならないようにサポートさせていただきます。
パーソナルトレーニングスタジオGlimSC パーソナルトレーナー 小澤
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