今回は、パーソナルトレーナーが教えるフォームが少しやり難いということがあっても不思議なことではないという話です。
なぜこのようなことが言えるかと言えば、
その人の動きやすい動作が適切であるとは限らないから
ある種目で狙っている筋肉ではなく、他の筋肉を使って似たような動作をする方がその人にとっては動きやすいというケースがあるからです。似たような動作は、はっきり言えば目的の筋肉を使う動作とは違う動作です。ですからその種目をしていることにすらならないわけです。
やり難いのは、その運動で狙っているのがあなたの弱いところだから
あなたがやりすいと感じる動作では、あなたが使いやすいところを使っているのでやりやすいと感じるわけです。
使いやすいとは、簡単に言うとそちらの筋肉の筋力が強かったり柔軟性が高いなどにより動かしやすいということです。反対に弱い、動かし難いところは使いたくても使えないという風に考えると分かりやすいかと思います。
まずは気にすることから!
弱いところに向き合い、苦手なことしなければならない為にやり難いということです。
そのように認識すれば、上手くできていないように感じても変に落ち込んだりする必要はないということも分かると思います。
パーソナルトレーナーは適切なフォームでできるようになるために、あなたに必要な気にする点を伝えます。まずは、その通りにやってみてほしいです。
やり難くても、気にしておこなうと感覚で違いに気がつく!
あなたが何気なくおこなった時と、気にしておこなった時の違いを「感覚」で気がつけたらしめたものです。最初のうちは5回続けておこなってもそのうち3回くらいしか分からないかもしれません。それでもその出来ないことは気にする必要はありません。なぜなら自分の弱いところを使えるように努力ができるようになり始めているからです。
技術だけの問題でないので、あとは時間が解決!
単純にそのフォームを知らなかったというだけであれば短期間でできるようになることもありますが、多くの場合は適切なフォームでは筋力が弱かったり、柔軟性が不足しているところを使う必要があるため、頭や意識だけではなく自分の意思だけではどうにもならない体が変わっていく時間を待つ必要があります。
気に仕方と適切な場合とそうではない場合の違いに感覚で気がつければ、あとは時間が解決してくれます!
(怪我をしてしまいそうな不安を感じるようなフォームの場合は別です。もしそのような場合は無理して行わずにパーソナルトレーナーに不安を伝え、そのフォームで実施する理由などを確認しましょう。)