YouTubeやSNSなどのトレーニングやストレッチの動画の内、特に”XXを改善”のような動画を参考をする前に考えて欲しいことがあります。
それは「正しい動画を見つけられるか」ではなく、あなた自身の問題です。
動画が正しいかどうか以前に、あなたにそれが必要なのか?
動画が「正しいか正しくないか」の問題の前に、あなたに必要なのかを考えたことがありますか?
Aさんと比べてXXのような気がする
「Aさんが出来ることが私は出来ないから硬い!」
知人など身近な人と自分を比べて、自分の体を評価していませんか?
そして、あなたが特別に硬いわけではなく、Aさんが”柔らか過ぎる”可能性も考えたことはありますか?
「反り腰、股関節が硬い、肩甲骨が硬い・・・」などなど色々ありますが、そもそもあなたの体は「反り腰、股関節や肩甲骨が硬い」のでしょうか?(肩甲骨は骨だから硬くて当たり前とかいう話ではありませんよ)
改善する必要があるように見えるても要因が違う
仮に改善をする必要があるような状況だったとしても、要因が違うかもしれないませんよ。
筋力、柔軟性はもちろんですが、部位も気になる部位が問題ではなく近い部位に要因があることも少なくありません。
それらを適切に判断ができますか?
自分で診断し、正しいか分からない治療方法を選んでいるのと同じ
病気の場合、医師の診断を受けることで病名が分かり、必要な治療やお薬をもらって治すはずです。
動画をみてトレーニングやストレッチをすることは、自分の体を問題だとその原因を自分で診断し、その治療法を適切なのか分からない動画を自分で選んでいると考えられませんか?
- 本当は問題ではないことを問題にしている
- 改善した方が良いところを間違えている
トレーニングやストレッチで改善したいと考えても、診断に相当するところを間違っていれば、参考とする動画が正しいか以前の問題ですね。