これまでも度々書いてきたパーソナルトレーナーの資格について。
パーソナルトレーニングという看板を掲げているジムが増えて、選ぶ方からするとどれも同じにみえるかもしれませんが、資格は見分ける材料の1つなるはずです。
まず、資格の前にあなたはパーソナルトレーニングに何を期待していますか?
あなたはパーソナルトレーニングに何を期待していますか?
あなたがパーソナルトレーニングに期待していることは何ですか?
痩せたい、元気に動きたい、スポーツで強くなりたい、姿勢をよくしたい、腰痛を改善したい・・・。
人の数だけ期待していることはあると思いますし、期待することが複数である方もいると思います。
あなたが期待するのはトレーニング(運動)かそれ以外か
今回の”資格”で見分けるという点でポイントになるのは、トレーニング(運動)をしたいと考えているのかです。プロのアスリートのようにとか、トレーニングの難しさや強度は考えなくても大丈夫です。
そしてそれ以外とは、治療や一般的な表現でトレーニングというよりもリハビリのような運動なのかです。
というのも、パーソナルトレーナーとして活動している人の資格が2つに分けられるからです。
パーソナルトレーニングを提供している人の資格は大きく2つに分けられる
良い悪いではなく、現在パーソナルトレーニングという範囲でサポートをしている人の資格には大きく分けて2つのタイプがあります。
それが、
運動指導の資格かそれ以外の2種類
運動指導を目的とした資格かそれ以外の資格で仕事をしている方がいるのが現状です。
(ここでの運動にリハビリは含んでいません)
代表的な資格で分けると
運動指導の資格 | NSCA、JATI、など |
運動指導以外の資格 | 理学療法士、柔道整復師、アスレティックトレーナーなど |
もしかしたら、あなたが考えていた資格の仕事の範囲のイメージとは違っているかもしれませんね?
ただ、これも判断していただく材料の1つにはなると考えますがどうでしょうか?
国家資格か否かの前に運動の資格か?
補足として資格の違いに国家資格かどうかについても書いておきます。
理学療法士や柔道整復師は国家資格ですが、トレーニング(運動指導)の資格ではありません。
「国家資格だけれど運動の資格ではない」ということを踏まえた上で、考えていただければと思います。
資格なしや自社資格は
国家資格かそうでないかは別にして、先ほど書いた資格は全て一定の信頼がある団体が認定しているものですから、資格無しや自社の資格しかない場合は、あえて選ぶ理由はないと思います。
資格なくても、あなたの憧れているボディビルダーの選手が教えてくれるなどと、趣味としての特別な理由があるならそれを止めることはしませんが。
自社の資格は、もしかしたら厳しい基準の可能性もありますが外部の人間には分かりませんから、自社資格しかないというのは資格としては判断できないと考えます。(もし一般的な資格より厳しいのであれば、先に一般的の資格も所持しているはずですよね)
あなたが期待してること重視していることと資格を照らし合わせる
パーソナルトレーニングに適切なトレーニングを期待しているのか、治療やリハビリ的なことを重視されるかで、どの資格が役にたちそうか、ある程度判断していただけると思いますがいかがでしょうか。
パーソナルトレーニング選びの参考にしていただけたらと思います。
ちなみに、これを書いているオザワは、NSCAという団体が認定している運動指導の資格
- NSCA-CSCS(ストレングス&コンディショニングココーチ)
- NSCAーCPT(パーソナルトレーナー)
の資格を所持して運動指導をしています。