「体のために何か運動をしたい」
だけど自分だけでは出来ないので、教えてくれそうな「ジム、スタジオ」を探すと色々あって何を誰に教えてもらえばよいか分からない。
前回の
運動したいけれど、「ジム・スタジオ」が同じにみえて選べません(その1)
の続きです。
良さそうな点と矛盾がないか
当たり前のことですが、GlimSCも含めてどこのジム、スタジオ、パーソナルトレーナーも、ホームページやSNSなどには良さそうなことが沢山書いてあると思います。
その良さそうなことと”矛盾”がないかをみてみましょう。
抽象的な良さそうな点を裏付ける具体的な内容があるか
メリットを抽象的な表現だけではなく具体的に何がどのように変化、改善させるのかという情報があると良いです。
感覚で伝わるというのも大切だとオザワも考えていますが、例えば”しなやかな身体”という言葉だけではなく、”しなやかな身体”をどう捉えているのかという考えや、具体的にどんなことなのかも書かれているかをみてみましょう。
一般の方に難しいことを言っても刺さらないと考えて、意図的に抽象的な表現にとどめるのは分からなくはないのですが、やはり具体的な内容もあった方が良いです。なぜなら、ただ刺さりそうな言葉をフンワリと書いているのではなく、キチンと”考えて伝えよう”としているかが分かるからです。
”それ”を指導するための資格や実績、体制か
前回の記事でも書きましたが、「丁寧に、共感して、経験豊富」など一般的な人間性の部分、「運動の方法、指導の考え方」など専門的な考えが良さそうに見えたら、それを実現するために適切と思われる資格や実績があるかを確認してみましょう。
トレーニングならトレーニンング、ヨガならヨガ、ピラティスならピラティスの資格があった方が良いですよね。また複数のスタッフがいるジムだと、自分が良いと思った人を指名することができるか等も確認すると良いでしょう。
なんでも出来る?(要注意!)
「何でも出来る」ように書いてある場合は、注意が必要です。
「ダイエット、ボディメイク、ストレッチ、スポーツのパフォーマンスアップ」等、運動をする目的だけではなく、「筋力トレーニング、ヨガ、ピラティス」など、運動の種類まで何でも出来るように書いてある場合は、それぞれの項目を担当するスタッフがいて、別のサービスとして提供されているかを確認しましょう。
その辺りが曖昧な場合は、候補に入れないほうよいと考えます。
指導する人が、ひとりで複数のジャンルが得意ということは期待しない方がよいです。筋力トレーニングという1つジャンルの中でも、目的によって適切なやり方が違います。そのため、指導させていただくパーソナルトレーナーも全て得意ということはありえません。
「良さそうに見えるように書いてある」のは、どこも同じだと思います。
その良さそうに見えることと矛盾がないかという視点で見ると、専門的な知識がなくても推測はできると思いますよ。
ここまでは、ホームページやSNSで事前に調べる際に参考にしていたければという内容でした。
次回は”実際に試してみる”です。